W杯ロシア大会の日本対ポーランド戦とコミュ障な僕の人生の選択

会話の流れの軽いノリで安請け合いした約束が、いざ事が始まってみると話が違う部分が多くて、でももう事は動き出しているから引くに引けなくなる、なんてことがあったりする。

引き受けたは引き受けたので、いつの間にか自分にも責任が伴っていたりする。

 

先月にあった4年に一度のサッカーの祭典、W杯。ここで日本は大会前の酷評を覆しグループリーグ突破を果たす活躍をした。

そのグループリーグ第3戦のポーランド戦で日本代表は残り10分を「0-1で負けているのにパス回しをして時間を稼ぐ」という戦略をとった。このプレーは物議を醸した。

サッカーのコメンテーターなどは「あれはまあしょうがない」という見方が多かったように思う。僕もそう思う。確率で言うとあの状況ならあのプレーをした方が突破の可能性は高かっただろう。

 

しかし、僕はあの状況になってしまったのが問題だと強く思うのだ。

あの試合のポーランドは、というかW杯のポーランドは出来が悪かった。そして日本は出来が良かった。出来が良かった日本は3戦目でスタメンを6人も変えてシステムも変えて挑んだ。すると、それまでの2試合のような良いサッカーはできなかった。

そして失点。引き分け狙いだったと思うので日本は1点とることが必要になってしまった。しかし、6人もスタメンを変えてしまった状態からの3人の交代枠では、日本は点が取れるメンバーを組めなかったのだ。

そういう状況のため、日本は残り10分をパス回しで時間稼ぎすることにして、裏のコロンビア対セネガルの結果に委ねたのだ。

 

あれから少し時間が経って思い返してみると、あの日本対ポーランド戦のようなことって人生にもあるよなあと思う。

最初の選択は訳がわからないので、ゆるい気持ちで何と無く決めてしまう。で、そのあと全体像が見えてきて真剣に選択し始めるけど時すでに遅し、選択肢が随分と無くなってしまっている感じ。

ちょっと余裕があるから、まあ大丈夫だろうという感じで何かを引き受けると、実はそれは大変なことで、自分も準備万端で臨まなければならなかったことだった、みたいなことがあったり。

物事はじっくり考えて引き受けなければならない。それでいて引き受けたなら責任を持たなければならない。安請け合いをしてはダメなのだ。

そういうのを頼むのが上手い人がいたりする。周りを巻き込むのがうまい世渡り上手な人だ。僕のようなコミュ障はそういう人に巻き込まれないように注意しながら生きていかなきゃならないなあと思う。