外国人から見た日本人のイメージ「真面目、優しい」は褒め言葉ではない?

少し前の放送になるが、abemaTVの『橋下徹の即リプ!』という番組で千原せいじが出演していた回が面白かった。

せいじは「日本人は海外から真面目とか優しいとか褒められていてそれをいいように受け取っているけど、実はそれは褒め言葉ではない」というコメントをしていた。

 

日本人は舐められている

この発言は時事問題で日本の外交を話題にしていたときのものだ。

仕事でもプライベートでも海外に行くことが多いせいじは、海外で日本人は信用されていると感じるという。

まあそういう話はよく聞く。アジア人は最初は中国人だと思われて警戒されるが、日本人と分かった時点で相手の当たりが柔らかくなったりするらしい。

日本人のマナーが良いと定期的に海外サイトとかで話題になったりしている。(つい最近のロシアW杯もそうだった)

なので海外からの日本人のイメージは割と悪くないんじゃないかと僕は思ってるし、そう思っている人は多いんじゃないかなと思う。

 

そんな信頼のようなものがある一方で、せいじは「舐められている」とも感じるようだ。

真面目で優しい日本人は押しに弱い。自己主張が弱くておとなしい日本人は現地人からすればカモである。海外で飲んでもいないワインの代金を払えと言われてブチギレたという話をしていた。

まあ、これもよく聞く話だ。日本人はカモにされる。ガンガンぼったくりにくるらしい。それはやっぱり日本人の優しさ、真面目さにつけ込んでいるからだ。

 

スペシャルなものがない=優しい

「真面目、優しい」この言葉自体はポジティブな意味合いがあるが、実際のところどうだろう。

せいじがしていた例え話がなるほどそうかと膝を打つ内容だった。

例えば、僕が橋下さんの奥さんを知っているとして誰かに紹介するとき、「すっごい綺麗な人」と紹介する。

で、高橋(この番組のホスト)の奥さんは「すっごいお金持ち」と紹介する。

じゃあ高橋の相方の八木の奥さんを紹介するとき、何にもスペシャルなものがなかったとしたら「優しい人」って言うやんか。

日本ってそういう扱い。スペシャルなものがないから優しい、おとなしい、いい人となっている。

なるほど、そういうことか。外国人がいう「優しい」は褒め言葉ではなく、ほかに言葉がないから出てきた「優しい」なのだ。

友人の奥さんの写真を見せられて感想を求められ、「可愛い」とか「美人だね」とか言ったら明らかに嘘になる場合のとき、僕たちが選ぶ言葉は「優しそう」だ。

この場合の優しいと、外国人が日本人を評価するときに言う「優しい、真面目」はきっと同じような感覚なんだろう。

 

千原せいじはその豊富な海外経験から、このように感じているらしい。外国人が日本人を優しいと褒めるのは言葉通りの意味ではないと。

多くの日本人はそのままの意味で受け取っているが、それは勘違いだと言っていた。

 

おわりに*自分は疑うのに日本人が褒められると信じちゃう

なにも言うことはないけどコメントを求めてくるから外国人はとりあえず「日本は優しいし真面目だよね」と答えてくれているのだろう。

僕も外国人が日本を褒めていると普通に素直に受け取って嬉しい気持ちになっていた。

自分自身のことを振り返ると、僕個人が褒めらたら「んなわけあるか」と言う感じで嬉しい反面疑う気持ちになったりするのに。

僕は千原せいじはジュニアのすべらない話の印象しかなくて、ただただ残念でガサツな兄貴というイメージだったが、なかなかどうしてトークがめちゃくちゃ面白かった。