まぶたの動きを分析して、居眠り防止にエアコンの温度を下げるという謎システム

NECダイキンがオフィスの居眠りを防ぐシステムを開発したとのニュース。

www.jiji.com

顔認証技術と人工知能(AI)を活用し、働く人の居眠りを防ぐ空調システムを開発したと発表した。まぶたの動きを分析し、眠そうだと判断すれば自動的に室温を下げる。

違う。そうじゃない。一体何を頑張っているんだと思わざるを得ない。

エイプリルフールの冗談のようなニュースだ。「このシステムを導入した我がオフィスは皆ダウンジャケットを着て作業するようになりました!」みたいなオチの。

ツッコミ待ちの冗談で話題作りが狙いなのだろうか。

 

まぶたの動きを分析して眠気を判断するというのはすごい。で、その時点で休憩を促せば良いのだと思う。休憩できずとも、立ってストレッチをするだけでも眠気覚ましになる。そのタイミングのサインとしてまぶた検知機能があれば良い。

エアコンの温度下げるて。何人か一緒に働いている一般的なオフィスの中で、一人一人の眠気を感知してエアコンの温度を下げるなら、そのオフィスの気温はどんどん下がっていてしまうだろう。

眠気のない人も影響を受けてしまう。これはもうマイナス効果だ。

 

完全個室のオフィスがあるならいいけど。でも完全個室、エアコン完備のオフィスがどれだけあるのか。それだけ充実した設備で働けている人材の作業効率はそもそも眠気ごときに左右されるようなものでもない気がする。このシステムは必要なさそうだ。

 

似たような技術があっても、それを使う側の考え方ひとつで効果は変わってくるだろう。中国だとこんな具合だ。

slices.hatenablog.com

こちらは効率が良い。技術の正しい運用という感じがする。技術の方向としてはさほど変わりがないような気がする。手持ちのカードの使い方のセンスが正しいのは中国の方だ。

 

 

この技術が何か副産物的に、簡単にできたものならまあ試すくらいは面白いんじゃないかなとも思う。けれども2020年を目処にと言っているからまだできてないし、かなりの時間と労力をかけて開発しているシステムなんだろう。

日本企業のトップのセンスが透けて見えるニュースだった。