【ロシアW杯日本代表総括】俺たちのサッカーは結局通用したと言えるのか?

ハリルホジッチ監督が大会2ヶ月前に電撃解任され、西野監督が急遽率いたサッカー日本代表はW杯ロシア大会でベスト16まで勝ち進んだ。

それまで培ってきた数年をひっくり返して直前に方針転換した日本。俺たちのサッカーへとシフトした。

内容の記憶が薄れて記録だけの記憶になってしまう前に、ロシア大会での日本のサッカーを振り返ろうと思う。

 

俺たちのサッカーは世界に通用した

この方針転換はどうだったのか?ぼくは「俺たちのサッカー」すなわち日本らしいサッカーは通用したと思っている。

 

ベスト16という結果

ロシア大会はベスト16という過去最高位と同じ結果が出たので、ギリギリで方針転換したことは正しかったと言える。

ただの結果論だけれど、結果が全てだ。方針転換が間違っていたとは誰も言えない。

 

あれで点が取れなかったとしても

ぼくはもし結果が出なかったとしても俺たちのサッカーにシフトしたことは正解だったなと思っている。

西野監督が率いるかどうか、大会2ヶ月前の監督解任などはさておき、日本らしいサッカーをすることで、世界に近づけるという実感があった大会だった。

ロシア大会で日本がやった日本らしいサッカーとは、日本人のサイズはないけど敏捷性があるという特徴を生かして連動してパスをつなぐサッカー。真面目で自己犠牲のある精神を生かしたサッカーだ。

日本人選手という材料を生かしたサッカーをやったのだ。

その上で、点が取れる取れない、勝敗の部分は結果論である。

例えば世界ナンバーワンのセンターフォワードといっても誰も文句は言わないであろうポーランドレヴァンドフスキはノーゴールで大会を去った。でも彼がナンバーワンであることは変わらない。

FIFAランク1位のドイツだって韓国戦であれだけのシュートを放って1点も取れなかった。そういう日もある。それがサッカーなのだ。

日本代表も今回のサッカーをやっても3連敗だった可能性も十分にある。今回は勝ったからこのサッカーでよかったと言いやすいけど、もし負けていたとしてもこのサッカーでよかったと思う。この方針をもう変えないでほしい。

 

おわり

ブラジル大会惨敗の反省をもとに、世界で弱者が勝てる可能性のあるサッカーを選択した日本サッカー協会。ただ、そこに対応する材料としての選手は日本にはそれほど出てこなかった。そのサッカーは向いていなかったのだ。

向いてないことをしても無理だということがわかり、日本らしいサッカーをすることでボールを保持する時間も作れるし、世界相手にチャンスまで作れることがわかったのが今大会。

つまりこの方向で世界にもっと近づく策を練ればいいのだと思う。