【まさに電撃解任】スペイン代表のロペテギ監督がロシアW杯開幕前日に解任

いよいよ今日がロシアW杯の開催日だ。本日の日本時間24時からロシア対サウジアラビア戦(FIFAランキングが参加国中最も低い2カ国の対戦。地味)が開幕戦である。

めちゃくちゃ楽しみであるのだが昨日驚きのニュースが入った。

なんとスペイン代表のロペテギ監督がW杯開幕前日に解任だと!まさに電撃解任である。

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前日解任なんて聞いたことがない。もはや面白い。何をトチ狂ったかと思ったが、理由は割と真っ当なものだった。

 

まずぼくは、ロペテギ監督が来期のレアル・マドリードの監督に就任するとのニュースを知った。その時点ではまだ監督解任は決まってなかった。

それでも、いま発表するのかよレアル、と思った。

スペイン代表はいわばバルセロナレアル・マドリードの混合チームだ。バルサの選手としては、W杯を経てもう2ヶ月後にはライバルチームを率いるとわかっている監督と、国の威信をかけた大会に望むことになったわけだ。

レアルの選手はいいけど、バルサの選手はきっと複雑だろうなと思った。大会後の発表でいいだろと思った。

 

そう思っていたら次のニュースでロペテギ監督のスペイン代表監督解任が発表された。

実はロペテギ監督はスペイン代表を2022年まで勤めると5月に契約延長したばかりだったらしい。なのにレアルの監督就任ということでスペインサッカー協会おかんむりというわけだ。

2022年というとつまりユーロを挟んで次のW杯までだ。スペインサッカー協会のロペテギ監督への期待がうかがえる。ドイツのレーヴ監督のように長期政権で行くぞと決めたのだろう。

5月に契約してのこの大会前の発表だからまあ解任は妥当ではあると思う。ただし選択だ。でも本当にやるというところがなんかすごい。大会前日って。

それでいてこんな直近に解任発表するなら同時に代役を見つけてからの発表じゃないとダメな気がするが、代役はまだ見つかっていないらしい。そこも凄い。もうコーチとか日本みたいに協会の人間でいいだろと思うが。

スペインの初戦は大会2日目だ。つまり試合の2日前に監督がいなくなってしまったわけだ。しかもその初戦は強豪ポルトガル戦だ。初戦に監督がいないということにもなりかねない。

 

このニュースは話題として刺激的で面白いのだけど、ぼくとしてはスペイン代表は応援しているのでとても残念に感じている。

今大会はみんな大好きイニエスタの最後のW杯になるのだ。それをよりにもよってチーム状況は「監督レアルへ、筋通ってないから電撃解任、代役探し中」だなんて。

 

それにしてもスペイン国内はどうなっているのだろうか。普通に考えるとロペテギ監督に非難轟々だろうけど、批判はレアルにも行くはずだ。

ものすごい金が積まれたからロペテギも5月の代表監督延長契約をぶっちぎったのだろうし、そのせいでスペインのロシア大会がまるまる潰されたようなものだ。結果はどうあれもう監督がいないなんて今までのチーム作りはなんだったんだって話になる。

レアルの責任は重いだろう。スペイン代表はどうでもいいという風に取れてしまう。一つのクラブチームが本国代表の4年に一度の祭典に多大な悪影響を及ぼしたのだ。

 

来シーズンのレアル・マドリードは、どこのアウェイゲームでも大ブーイングの中で試合をすることになるのかもしれない。