小学生の時にサッカー少年団で初めて試合をした時の苦い思い出

確か小学校の2年生くらいだったと思う。同じマンションに住んでいた友達一人と一緒に地元のサッカー少年団に入った。

特にサッカーが好きだったわけじゃない。多分、習い事の一環で親に勝手に連れていかれたのだと思う。

その辺の経緯はほとんど記憶がないのだが、初めて試合に出た時のことを思い出した。

 

初めての試合は少年団に入ってすぐのことだった。週1とかで多分2回目の参加が、遠征して他の少年団との試合だったと思う。

ぼくと友達は入ったばかり、遊びでサッカーはやっていたけど、細かいルールなど、当然サッカーのことを知らないのでベンチにも入らず試合をただ見ていた。

その試合中に怪我か何かで出られない選手がでた。どうやら層の薄い左サイドだったようで交代要員がいなかったようだ。そこへぼくが左利きだからという理由だけで左サイドバックとして急に出場することになった。まあ、試しに出てみるのもいいんじゃない?というくらいのものだったと思う。

というわけで試合に出たのだが、何をしていいのかまるでわからなかった。初めての試合だし、左サイドバックも初めて。というかポジションがあるちゃんとしたサッカーをすることが初めてだ。

相手右サイドには相手チームのエースがいたようでぼくのチームはそこから崩されていたようだ。つまりぼくが担当する左サイドである。

そこで外から指示が飛んできた「〇〇君!10番マーク!」。〇〇君はぼくの名前、10番は相手チームのエースだ。

まず、10番という呼び方がよくわからなかった。何度か言われるうち「ああ背番号で呼んでいるのだな」と理解できた。しかし、そのあとの「マーク」という言葉がわからなかったのだ。「んだよマークって」と混乱したのを強く覚えている。

言葉を知らないぼくはマークできていなかったようで、相手チームの攻撃になると常に「〇〇君!10番マーク!」と言われ続けていた。その場にいる誰もが小学二年生のぼくがマークという言葉を理解できないということがわからなかったようだ。走り回っている最中に知らない言葉を浴びせかけられるというのは結構辛いことだった。

腹が立つのが一緒に入った友達もマークという言葉を知らないはずなのにベンチの監督たちともに「マーク!」と叫んでいたことだ。「いやお前知らないだろ」と。こう思ったことも強く覚えている。

仲間だと思っていた友達があちら側に行ってしまったなあという気持ちがあった。なんとも言えない寂しさを今だに思い出すことができる。この感覚はぼくの中で大きく残っている。トラウマのようなことかもしれない。

なんとなく10番を見ていればいいんだなということがわかったけど、今思えばマークの仕方がわかっていないので意味がない。

 

試合の結果は覚えていない。けれどもぼくのチームはぼくの左サイドを崩されてグダグダにやられていた気がする。

今日、マンツーマンとかゾーンディフェンスについてのネットのサッカーの記事を読んでいたら急に蘇ってきた苦い思い出。