選挙前になると普段連絡を取らない知人から急に電話がくるという経験

「お、珍しいじゃん。何かあったのかな?」そう思って電話に出ると久しぶりに聞く友人の声。近況をつらつらと話し、いざ本題。その本題は選挙の話。投票先決まってないならこの人に入れてよ、的な話。

こんな経験がある人は割といるんじゃないだろうか。特定の政党支持者から選挙前だけに連絡がくる現象。

 

僕はハタチそこそこの頃にこんな経験があった。かなり前のことだけど、今日ツイッターを見ていてタイムラインに政治の話題とか急に入ってきてふと思い出した。

そのツイートはリツイートなのだけど「一国の首相がこんな辻褄の合わないことを言っている!こんな人に国を任せていいのでしょうか!」というようなもの。まあネガティブキャンペーンである。

不正や辻褄の合わないことをしている人を批判したい気持ちはわかるけど、最初の出会いがこれだと同じ情報だったとしてもなんだかなあと思ってしまう。それは僕があまのじゃくだからだろうか。「こうですよね、こうですよね、あなたもこう思うでしょう?」と押し付けられると、内容に関係なく逆に行きたくなってしまうのだ。

ただ一方で刷り込みのように、最初に見たものを好きになる、信じるということもある。好きな作家とか贔屓にしているサッカークラブとか。最初の出会いがよかったからこそ、その後嫌いになる要素があったとしてもなんとなく見続けたり応援し続けたりしてしまうのだ。

そう考えると僕は自我なんてなくて周りの環境に反応し続けているだけの存在なんじゃないかと思えてくる。何も主張がない。

 

 

特定の政党支持者の友人から電話があった時は僕は言われるままにその政党に入れてしまった。そのことを後悔している。

当時、普段からよく連絡を取り合う仲の良い友人にことのことを話したところ「あの政党はそうなんだよ。ロビー活動ってやつ。自分で考え投票しなきゃダメだよ」と教えられた。彼は大学を出ていたが、僕よりも友人も多く、選挙前に特定の政党支持者から連絡が来るという経験が多かったらしい。

まあ、ちょっと遅かったかもしれないけど、僕はハタチそこそこでその事実を知れてよかったなあと友人には感謝している。