スマホでやるソシャゲは現代の囲碁・将棋なのかもしれない

囲碁・将棋のルールがわからない僕は最近考えている。ソシャゲで戦略ゲームとか陣取りゲームが流行っているけどああいう類は特にそうだろう。

キャラクターに特有のスキルが設定されている。それらをコマとして駆使して相手の陣地を攻めたり守ったりする。考え方は囲碁・将棋と同じだ。

囲碁・将棋から面白さの上澄みを抽出して、堅苦しいところは演出したり分かりやすくしたりして万人受けさせやすくしたものがソシャゲだと思う。abemaTVが出てきたとき、大相撲にエフェクトをかけるということをやっていたような気がするが、あれと似たようなものである。昔から存在する洗練されたエンターテイメントを、よりキャッチーにしているのだ。

 

僕がやっているスマホRPGのアナザーエデンというゲームも、陣取りだったり戦略ゲームではないけど、囲碁・将棋の要素があるなあと思う。

 RPGといえば僕がやっていたような一昔前は地道にレベル上げしてスキルを習得すればそれで物語が進められるものだった。しかし今のは違う。自分のキャラクターをレベルがマックスに仕上げたとしても頭を使わないとボスに勝てない。そこには戦略性が必要なのだ。

僕は途中までそんな旧態依然としたRPGの感覚でやっていたので、常に最大火力の攻撃、あとは回復、という風な呑気な感じで進めていた。しかし途中からそれでは進めなくなり、戦略を練らざるを得なくなった。その戦略性は昔のターン制のRPGには全くなかったようなものなので最初は戸惑ったが、やっていくうちに面白さに気がついていった。

戦略には論理的思考が必要だ。相手の行動を予測してこちらの手を打つ。こちらの手も最も相手にダメージを与えられるように手駒を管理して効果的に打つ。防御も然り。それがうまくいくとめちゃくちゃ気持ちがいい。

ここで僕が感じている論理的思考の(そんな、すごい頭の良さとか必要ないけど)面白さというのは、囲碁・将棋と同じ感覚なんだろうなと想像する。

 

こういう面白さがあるからこそ、大人でもソシャゲにハマっているのだと思う。

以前テレビで「電車に乗るといい大人がスマホの小さい画面で一生懸命ソシャゲをやっていてみっともない」という意見を目にしたが、じゃあそのソシャゲが将棋だったらどういう印象を与えるんだろう。そういう人も一度ソシャゲに手を出してみればいいのだ。