楽しいことの中には辛いこともある

僕は週末バンドマンだ。平日は適当に働く一方で、週末のバンド活動に生きがいを感じている。このバンド活動について職場の人に「楽しめることがあっていいねー」と言われたのだけど、ちょっともやっとした。それがタイトル。

好きなこと、楽しめることというのは何もいいことばかりじゃない。けれども、いいことばかりじゃないからこそ楽しかったりするものだ。

 

楽器の演奏は楽しい。だからやっている。だけど、調子が悪い時は楽しくないし、自分の技術以上のものが必要な曲になってくると楽しむ余裕がなくなり、ちょっと辛くなる。

調子がいい時だったとしても、失敗しないかという恐怖や緊張感があるし、人と演奏するのでその人に対し恥ずかしくない演奏ができるかという気持ちもある。ギブアンドテイクでちゃんと自分がギブできているかという思いは常にある。それができていないとそのバンドには所属できない。

自分の技術が追いつかないという焦りもある。日々練習、でも追いつかない、落胆、の繰り返し。

 

辛い方を切り取るとこのようなことになるけど、これと同時に楽しいこともある。それが格別なのだ。調子がいい時は本当に楽しい。体が勝手に動いている感覚があってそれがとても気持ちがいい。

周りの力によって自分が一人では絶対できないことができたりする。それを体験するともうやめられない。

 

楽しいことの中には、辛いことも含まれている。音楽で言うなら地道な基礎練習とか。まあそれを辛いと捉えるかという問題でもあるけれど、手放しに楽しいことだけじゃないと思う。

趣味の中でも映画を見るとか受動的なものじゃなくて、自分も参加するようなものは全て辛いことも含んでいると思う。でもだからこそ、それを乗り越えた時の達成感があるのだ。我慢して働いた後のビールのようなものだ。