ハリルホジッチ監督がコミュニケーションが多少薄れてきたからという理由で解任された件について

ハリルホジッチ監督の解任騒動について、テレビでいろんな人のコメントを見る機会があった。コミュニケーション不足が今回の表向きの解任理由になっており、それについて「外国人だからしょうがない」というような意見があってちょっと引っかかりつつもやもやとした気持ちになった。

 

解任の理由について日本サッカー協会の会長が「選手とのコミュニケーションが多少薄れてきたから」と発表していた。これを聞くと率直に「多少くらいだったら直せよ」と思う。

けれども解任。後任はコミュニケーションがうまいとされる西野朗氏。別に西野氏に文句を言いたいわけじゃないけれどコミュニケーションって何かね?と思う。

 

僕はハリルホジッチは解任されて当然だと思う。結果が出ていなかったし、選手選考に一貫性がなかったから不信感を持っていた。好き嫌いで言っても僕はハリルのようなサッカーは好きではないので変わってよかったなと思う。

とはいえ、過去に結果を出しているトップクラスの監督である。コミュニケーション不足なんてゆるい理由で辞めさせていいような監督ではないはずだ。(思うところがあるのか、ハリルホジッチは今週来日して会見を開くという。楽しみだ。)

 

ハリルジャパンは、選手たちが入れ替わり立ち替わり入ってきてチームとして固まらなかった。だからこそ最近のE-1選手権や仮想セネガルポーランドとの試合では結果が出ない。

ただ、ハリルからすると、結果が出ないのは当たり前と考えているのかもしれない。結果重視のアジア最終予選は突破したから、あとはW杯までの時間を、最高の人材を探すことに注力、相手国に情報を出さないために直前までチームを固めないで行く、という方針があったのかもしれない。

この辺り、最近の試合の結果が伴わなかったことについての、日本サッカー協会と選手とハリルホジッチ監督の認識の違いがあったのかもしれないなと思う。ハリルは「本番じゃねーしデータ取れたからよかった」くらいに思っていたかもしれないのだ。

もしそうだとすると解任まで追い込まれてしまった理由は、表向きの理由とされている選手と監督のコミュニケーション不足ではなく、日本サッカー協会ハリルホジッチ監督のコミュニケーション不足だろう。

 

おわり

この時期での代表監督の解任は大きなニュースだから一般のニュース番組でも扱われてより薄く扱われるのを目にする。そこでは「外国人だからコミュニケーションがうまく取れなかった」みたいな大雑把な解釈になっているところもあって、その考え方に日本人のガラパゴス感を感じてとても嫌だった。

人種なんて関係ないはずだ。日本人でも合うやつ合わない奴はいるし、それは外国人だって同じだ。