「元ブランキー・ジェット・シティの中村達也氏が傷害で書類送検」についてドラマーの端くれとして思うこと

驚いたけど、まあそうだろうなという、なんとも言い難いニュースがあった。

ブランキー・ジェット・シティでドラムを叩いていた中村達也が男性を蹴ったとして昨日18日に書類送検されたらしい。

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捜査関係者によると、書類送検の容疑は昨年11月下旬、東京都世田谷区代沢5丁目の路上で40代の男性の足などを数回蹴り、打撲などのけがを負わせたというもの。中村さんはこの日、ライブの打ち上げで現場近くの飲食店を訪れて、ライブの客だった男性と遭遇。中村さんは「男性が仲間に失言し、腹が立った」と説明しているという。

うん。まあやりそうだからね。一報には驚いたけど読んでみると、まあ中村達也ならあるか、、、というようなニュースである。

むしろ仲間を侮辱されたことに腹が立ち手を出してしまったというエピソードはさすが!と思ってしまったりする。

被害者の方はめっちゃ怖かっただろうけど、軽症なようだし、時間が経てば武勇伝として語れるんじゃないだろうか。「俺、中村達也に蹴られたあるんだぜーバスドラじゃないのにだぜー」とか言える。ファンのようだからむしろご褒美的な気がする。いや、そんな簡単な話じゃないかもしれないけど。

ただ、やはりというべきかこのような声は上がっているようだ。

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ドラマーの端くれとして思うこと 

この件で、中村達也が手ではなく足で蹴ったというところに僕は妙に納得している。ちなみに僕もドラマーの端くれである。高校生の時はブランキーをよく聴いていた。後追いだったけど。

ドラマーというのは一般的に腕っ節のイメージがあるかもしれないし、中村達也といえば筋骨隆々で模様もある上半身に目が行くから人に攻撃を与えるなら手が出そうなものだが、今回は足が出た。これはなぜか?

それは中村達也のドラムプレイを聴いていればわかる。中村達也のプレイは手もすごいがそれより何より、足でプレイするバスドラムが非常に力強いのだ。多彩だしパワフル。

バスドラムを叩いて音を出すペダルの先にあるビーター(足で扱うスティック、マレットのようなもの)というフェルトでできた楽器があるのだが、中村達也のビーターはそのフェルト部分がパワーで凹んだりすり減りまくっているのである。昔ドラムマガジンを読んでいて、丸い形のはずのビーターが、6角形くらいになって小さくなっているのを見て衝撃を受けた記憶がある。そうそうこんなことは起きない。僕は10年使ってるビーターでもフェルト部分はすり減ることなく普通に使えている。

つまり中村達也のドラムは手よりも足なのである。多分、手よりも足の方に神経が太く繋がっているのだ。だからついカッとなって反射的に出てしまうのは足なのだ。

 

という冗談はさておいて暴力は良くない。ヤンキー的なロックンロールで出てきた人ではあるけれど、足を出すのは良くない。今後はその足はバスドラムのパワフルで美しい音色を出すためだけに使って欲しい。

 

 

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