【水曜日のダウンタウン】ドッキリが行き過ぎていて松野明美やクロちゃんで笑えなかった

昨日の『水曜日のダウンタウン』の特番を見た。僕は毎週見ている番組ではないのだけど、「松野明美vsターミネーター」というもう響きですでに面白い企画があるようだったので録画しておいたのだ。

でも期待していた割にあんまり笑えなかった。ドッキリを使った「いじり」が、「いじめ」のようにも見えてしまったからだ。

 

松野明美vsターミネーター

松野明美vsターミネーターというのは映画の「ターミネーター」の1、2をモチーフにしたドッキリである。1年前の企画「松野明美、何でも信じる説」の続編でもあるらしい。

これは松野明美のモノマネができる芸人の坂本冬休みが、未来の松野明美だと偽って松野明美の携帯電話に電話するというもの。これを信じた松野明美に、今回のドッキリではターミネーターを送り込んだ。

今一度、松野明美坂本冬休みが未来の松野明美だと偽って電話し、ターミネーターが松野を殺しにやってくると伝える。ターミネーターは顔認証で松野明美を特定するため、顔を変えてくれればバレないと説明した。

偽番組のロケ撮影中にターミネーターを発見する松野は撮影中にも関わらず、顔バレしたくない一心で必死の変顔を繰り出す。

番組が送り込んだターミネーターはかなり雑である。革ジャングラサン、オールバックのズラのシュワちゃんそのままである。ライフルも担いでいる。普通はドッキリだとバレる。が、松野明美はこれを信じる。僕はここで終わりでよかったと思う。

しかしドッキリは続く。どこで松野がドッキリだと認識するかというのを見極めようとする番組サイドは、さらに雑なドッキリを展開。松野を6時間で作ったハリボテの宇宙船に乗せるというドッキリを仕掛ける。これも信じてしまう松野。宇宙船の雑な作りに一度は疑っていたが、結局、何が現実で何が虚構なのかわかっていないようだった。信じている人をどんどん追い詰めていくのでパニックに近い状態。ドッキリであそこまで追い詰めていいものなのだろうか。

スタジオで見守るダウンタウンやゲストもドッキリで笑うというよりもちょっと笑えない妙な雰囲気になっていた。

「松野は夢と現実の狭間で生きている」と最後はまとめたが、博多大吉が「スタッフさんも松野さんもラリってるんじゃないですか?」とコメントしていた。

そう、見ていると松野明美がもう〇〇〇〇に見えてくるので、こういう人にこれやったちゃあダメだよと。僕の目には放送してはいけないものに見えた。

 

笑えないドッキリ

なんというか僕は見ていて怖くなって笑えなかった。松野の変顔は笑えたんだけど、雑なターミネーターに本気で怖がる松野を見ていると心配になってきて笑えなかった。

松野は思い込みの激しい人なんだろうと思う。見ているとなんらかの精神疾患があるんじゃないかと思うほどだ。そういう人にドッキリを仕掛けて笑い者にして放送するのは間違っているだろう。

松野は基本なんでも信じているので、未来の自分からの電話で「あなたを殺しにきます」という風に脅されているのを、単純に殺害予告として受け取っていると思われる。これを信じている以上、精神的ストレスは計り知れない。というか冗談になっていない殺害予告は犯罪である。

1年前のドッキリのネタバラシをしていないというのも長期的なストレスを考えるとよろしくないだろう。今回のドッキリもネタバラシをした映像はなかった。松野の精神は大丈夫なんだろうか。

とはいえ旦那さんの了承もあるので(松本も指摘していたがこの旦那さんがドッキリに対してゆるゆるでよくわからなかった)問題はないのだろうけど。

 

今回の特番の雑感

水曜日のダウンタウンは攻めている番組だしそれはいいことだけど、攻める方向がいじめの方向のように見えるので良くないと思う。

今回のクロちゃんや松野明美のドッキリは笑えなかった。悪ノリの、さらに先に行っている気がする。

クロちゃんを天井に吊るしているのなんて悲鳴が聞こえたし誰も笑っていなかった気がする。あのドS浜田さえ引いていたような印象があった。

ちらっとツイッターを見てみると、賛否両論、でもなくてほとんどが肯定的なおもしろかったというツイートばかりだったのも驚いた。

今回の水曜日のダウンタウンの松野明美とクロちゃんに対するドッキリは、僕にはついていけない笑いだった。

 

 

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