【THE MANZAI 2017】ウーマンラッシュアワーの風刺漫才が最高だった件

THE MANZAI 2017を見た。まだ全部は見れていないのだけど、個人的に見たかった芸人の漫才をかいつまんで見た。

中でも面白かったのがナイツだ。他の芸人の漫才のスタイルをパクるという悪ふざけが面白かった。がっかりしたのは中川家チュートリアルM-1で好きな芸人だっただけに僕の中でハードルが上がっていたのかもしれない。展開やら何やら予想通りだったのであまり笑えなかった。

その逆に笑い飯は期待もしていたし見たことがあるネタだったけど面白かった。この差はなんなのだろう。単に僕の趣味がバカバカしいものというだけなのかもしれない。

前置きが長くなった。今日書きたいのはウーマンラッシュアワーのことだ。THE MANZAI 2017で僕が一番笑ったのはナイツだけど、一番いいと思った芸人はウーマンラッシュアワーだった。記憶に残る素晴らしい漫才だった。

 

ウーマンラッシュアワーの風刺漫才

ウーマンラッシュアワーは時事ネタ漫才をやっていた。原発問題、沖縄基地問題、熊本被災地問題、アメリカ、北朝鮮の問題など、ヘビー級の時事問題を正面からネタにしていた。僕はこれが素晴らしかったと思う。

年末ということで、時事ネタ漫才をするコンビは他にもいたが、それら全ては揚げ足取りのような形だった。単に大衆の共通話題としてそれをもじったりしてネタにして笑うというものだ。

ウーマンラッシュアワーのものは違った。きちんとした批判とメッセージがあった。他の普通のお笑い芸人たちと横並びで見るとちょっと異質に見えたけど、笑いの形としてはあってもいい笑いだ。風刺の笑いである。

ネタでは散々国を批判して、最後に視聴者に「お前らが悪い!原因はお前らだ!」と言い放つ爽快な漫才。これが笑いもあって気づきもあって感動するような素晴らしい漫才だった。

笑いの量はそれほど多くなかったと思うけど、こういうものは演芸として絶対にあるべきだしテレビで放送すべきものだなと感じた。お笑い芸人はたくさんいるけど、こういう笑いをやる実力者というのは本当にいない。

こういう風刺の笑いをしてもテレビに出られない、なぜなら視聴率が取れないから、という話題もあったが

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ウーマンラッシュアワーはこの漫才でTHE MANZAIに出れた。これは大きな功績だろう。強いていうならこのネタ後のMC陣の感想のコメントも放送して欲しかったが。

 

感動する漫才

ウーマンラッシュアワー、というか村本の漫才を見て僕は感動した。漫才で感動することってなかなかない。というか初めてかもしれない。笑いで、漫才でこんなこともできるんだという感動があった。

村本のこの風刺漫才は僕は初見ではなかったが、ラストのまとめ方は初めて見た。最後に視聴者に問題定義を残して去っていくのはカッコよかった。

面白い漫才かどうかははさておき、あるべき風刺の笑いだなと思ったし、こんなにお笑い芸人がテレビに出まっくっている昨今、彼のような社会風刺するスタイルの笑いももっと出てきて欲しいと思った。そう言うものが視聴率を取るべきだと思うし、やはりそれは視聴者の意識の問題なのだ。

それこそ海外にはこんな笑いがたくさんあるらしい。確かにこういう笑いなら大人も楽しめる笑いだと思う。

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ツイートもアツイ。 ほんとかっこいいな村本。