M-1グランプリ2017の感想。優勝はまさかの「とろサーモン」。いやいやいや和牛じゃないの?

さあさあM-1グランプリ2017である。今回僕は、決勝進出者の準々決勝のネタをgyaoで全部見てから臨んだ。なので1度見たネタもあったけど、さすがM-1決勝に勝ち上がる芸人、かなり面白いM-1だった。

1組ずつ感想を書いていく。

 

敗者復活はスーパーマラドーナ

審査員紹介の後すぐに敗者復活発表があった。最終的に4位まで絞られたメンバー見ると僕の好みなら、天竺鼠、ハライチがいいなと、スーマラ人気だけど好みじゃないから嫌だなあと思った。

コメントでハライチ岩井が「吉本だけの大会にしない」と発言。腐り芸人さすがである。ウケないのに言っちゃうところが中二病で面白い。

で、敗者復活枠はスーパーマラドーナが勝ち取った。2位以下に10万票以上の差をつけていた。というわけで敗者復活戦を見た人たちからすると文句なしなのだろうなと。

 

笑神籤はよかった

さて、M-1グランプリ2017は新たな試みの笑神籤でネタ披露の順番がその都度決定される。

芸人たちは控室でみんなで待っている感じ。練習もできないだろうし自分たちのリズムつくれないし、漫才のクオリティに影響しそう。

そう思っていたけど、普通に面白い漫才ばかりだった。芸人すごい。

笑神籤システムはとてもよかったと思う。敗者復活選出に随分時間を割いていたので敗者復活有利は変わらないかと思ったがそうでもなかった。

まあ敗者復活選出の流れで敗者復活枠が1発目でもいいような気もした。ネタが始まるまで長かった。

 

ファーストステージ

  • ゆにばーす

面白かった、準々決勝の印象ではあまり好きな感じじゃなかったけど、このネタはめっちゃ面白い。翼の折れたエンジェル熱唱は面白かった。1発目は勿体無いと思うくらいいいネタだった。M-1のトップバッターにしては過去一番良かったんじゃないかと。

626点

松本が採点後のコメントで「客の反応がすごくいいから、まだわからない」と発言。

この後、会場の空気はどうなるのか、かなり流れを変える松本のコメントだったと思う。客は自制してしまうんじゃないかと。この次の出番は嫌だろうなと。

 

  • カミナリ

準々決勝で見たネタ。ツッコミワードが面白い。昨日のIPPONグランプリでも面白かったし、カミナリはキワモノだった前回より大幅にレベルアップしている感じ。よかった。

618点

前回低い点をつけた上沼恵美子、褒めてから、叩いてから突っ込むのはいらないのでは。どつく回数を減らせればとアドバイス

 

これも見たネタ。でも時事を入れる余裕もあったりしてちょっと変えてきている。このネタ決勝でやっちゃう感が面白い。まあまあの時間をかけてカマキリの寄生虫の気持ち悪い話はやっぱりおもしろい。「続行!継続!」が懐かしい。2本目みたいと思わせる存在。やっぱり僕は好みだ。

645点

 

ポケ倒し。ボケの数が多くて、4回に一回くらい笑う。面白い。でもボケが多い分、外すボケもあるし、無駄に情報が多い感じがある。ノンスタみたいなテンポ感。笑ったけど、やっぱり僕の好みではないなと思った。敗者復活枠として最後にやっていたらもっと上がっていた感じもする。

640点

 

矛盾を突いていく漫才、なんとなく数年前の和牛っぽい。完成度高い、2本目の感じがするような、決勝の決勝で、最終決戦でやるようネタの風格があった。まあ決勝行くだろうなと思った。面白かった。

640点

 

順番が良かったと思う。トップバッターだったら恐ろしく滑ったかも。なんかめちゃ笑ってしまった。会場はあまり受けてなかった。準々決勝見た限りだとまあないなと思ったけど、荒削りで面白かった。僕は好みかもしれない。

607点

90点代なし。会場的には滑ったと言えるか。次の順番の期待値を上げる空気を作る。

 

「誰もが知っているものを知らない」と一つ嘘をついて、そこをわかりやすく拡大していくという感じ。テンションで持っていく。受けてた。順番も良かったか。前の組が滑った流れのこの順番で初見だと笑っちゃうだろなあという感じ。僕は準々決勝を見ていたので違うネタだったけど予想の範囲を出なかったという感じだ。

628点

会場が受けた割にはあまり点は上がってこなかった。審査員が会場に左右されずちゃんと見てるなという感じ。最初の松本のようにオール巨人も指摘していたが、客が良すぎるという部分もあるようだった。

 

  • ミキ

漫才!という感じで面白かった。徐々に上がってくる感じがもっとあれば、しつこいボケをしたやつが最後の方に来てればなあと。まあでも面白かった。勢いがあったけど、その勢いをもっとうまく出せそうなのになと思った。決勝はないかなと思ったが、ここまでの最高点。

650点

 

  • 和牛

達者すぎる。ツッコミの川西が苦々しくもボケを演じさせられていってしまう状況が面白かったし、和牛として新しい。ストーリーがあるのが面白い。緩やかに入ってどんどん盛り上がっていく。濃密な4分間。圧倒的優勝感。最高点出るだろうなと。期待値高いのだけど、その期待をさらに超えていく凄さを感じた。

653点

 

準々決勝と同じネタ。僕は2回目だけど面白かった。知っているから、初見の時の「練習大変そうだな」と裏の練習量を想像して感心しちゃう気持ちがなくなり、普通に面白いネタとして見れた。なので初見の準々決勝よりよかった。順番に影響されないネタのような気がする。ジャルジャルの2本目も見たいと思った。

点数が出たのち、福徳がすごく悔しがっていたけど、自分たちで難しいルールを設定してやりきったから達成感があり、それを評価されて欲しいという気持ちなのだろうなと想像。「笑い、漫才」とはまた違う感じで「面白い発想、作品、完成度」の軸でジャルジャルはやっている感じがする。厳しい言い方かもしれないけど、何と戦っているのかという状態に陥ってるのかもしれないなと思った。

636点

中川家礼二のコメントの、大きい笑いが欲しいというのが共感した。丁寧に面白い枠を作ったから、それをぶち壊すのが見たいというのもわかる。ジャルジャルだからそれを望んでしまうという期待値があるが故だ。

 

1本目の雑感

僕が見たところでは和牛がすでに文句なく優勝で、あとはかまいたちとろサーモンジャルジャル、ミキ、ゆにばーす、マヂカルラブリーの順で2ネタ目を見たいなあという感じ。

特に、全く期待していなかった分、ゆにばーすは面白かったなあと。順番が悔やまれる。

 

最終決戦

最終決戦に勝ち残ったのは和牛、ミキ、とろサーモン。僕はもう優勝和牛でいいじゃんというテンションだった。それくらい和牛の1本目は面白かった。

 

面白い。宗教挟んでくる感じ、でもテレビサイズのちょうどよさ。やっぱり僕は好みで好きな漫才師だけど、まあ優勝はないかなと思った。

 

  • ミキ

見たことのあるネタ。よくできたいいネタだなあと思うけど、ボケがちょっと弱いなあと思ってしまった。

 

  • 和牛

川西、ほとになんでもできるなあと、達者すぎる。1本目と同じく、やり直し、ストーリーがある漫才。1本目の方が面白かったけどまあ文句ない優勝だろうと。全票獲得の優勝もあるだろうなと思った。

 

優勝はまさかの「とろサーモン」。いやいやいや和牛じゃないの?

ネタ披露後の審査員のコメントは僅差って言っていたけど、僕はいやいや和牛で決定だろうと思っていた。

で、順位が出るとまさかのとろサーモン優勝。ちょっと信じられなかった。とろサーモン四票、和牛三票だ。

審査員もコメントしてたけど、やっぱり好みなのだろうか。僕は好みはとろサーモンだけど、優勝は文句なしで和牛だと思ったけど。なんでだろう。ぶっちぎりで和牛だと思ったけどなあ。

まあ僕はファーストラウンドでお腹いっぱいになって最終決戦1発目のとろサーモンを気もそぞろで見ていたのかもしれない。

にしても直後だからまだ整理はつかないけど、とろサーモンの優勝は本当に驚いた。和牛ぶっちぎりで、まあミキもあるのかなあ、とろサーモンはないだろうなあと思っていた。

まあ、和牛はこのままだと間違いなく来年も決勝に行くだろうし、今回ラストイヤーのとろサーモンの優勝で綺麗に終わったのでよかった気もする。

 

 

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