国際親善試合ブラジル3-1日本。ぼろ負けの前半とハリル的には勝った後半

ロシアW杯に向けた国際親善試合、ブラジル対日本がハリルホジッチ監督の母国フランスで行われた。

日本はブラジル相手に1-3で敗北。世界との差を見せつけられた形だ。

 

ぼろ負けの前半

今回日本代表のメンバーは、本田、香川、岡崎といったこれまで日本を支えてきて、なおかつ世界で活躍している選手を召集しなかった。

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というわけで中盤構成は長谷部アンカーに井手口、山口というボール奪取に優れる選手を配置したディフェンシブな布陣。0-0の時間を長くして、ワンチャンスを狙うプランだ。

しかしPKで先制され、マルセロのゴラッソがあり完全に形を崩されたカウンターがあり、前半はブラジルのショータイムとなってしまった。ぼろ負けと言っていいだろう。

ディフェンシブな布陣の割に積極的なディフェンスが見られなかった。

 

ちょっとはやれた?後半

ハリルホジッチ監督は「後半だけ見ればブラジルに勝った」と試合後にコメントしている。確かにスコアでは槙野の得点で1-0で勝ってはいる。

しかし、内容含め見ているとブラジルが試合後者だっただけという印象がある。

前半の取れるときに取っておいたブラジルは後半に日本が前線から積極的にプレスにくるのがわかると、これに耐えるだけで勝てるわけだから無理に攻撃は仕掛けていなかった。

親善試合であるし、今の時期、何より怖いのは怪我だからだ。ガツガツくる日本に合わせる必要はないのだ。

ただ、ブラジルの控え選手でレギュラー取りにアピールしたいであろう選手たちが出てきた後半、それなりに抑えていたのは評価はできるのかなと思う。後半に活躍したイメージのあるブラジルの選手はいない。

 

ビデオアシスタントレフェリーはロシアW杯で使われるのか?

日本のPKによる失点と、ネイマールイエローカードの時に機能したのがビデオアシスタントレフェリーだ。

これは疑惑のプレイがあった場合、試合を中断して主審が録画を確認したのちにジャッジするというもの。

確かにスローで映像で見ればわかるプレイがたくさんある。吉田のは完全にファールだし、ネイマールの手も酒井の顔に入っていた。

判定は正しいと思うけど、現時点ではまだ見ていて慣れない感じだ。試合が変に中断されるのでなんか冷める。選手たちも慣れていないだろう。

 

ロシアW杯でビデオアシスタントレフェリーが使われるかはまだ未定のようだが、使うならもう今から全ての国際試合で導入してほしいと思う。

吉田も自身がプレイするプレミアリーグでは取られないからああいう激しいプレイをしているのだと思う。だからこそ、その基準は事前に明確にしておいてほしいものだ。

このシステムが今のように慣れていない段階で導入されて、ロシア大会がPKの得点だらけになったとしたら、長いW杯の歴史にケチがつくと思う。大会の価値は下がるだろう。

 

雑感

今回のブラジル対日本の親善試合、個人的な感想としては本当につまらない試合だったなと思う。日本代表のサッカーが面白くなかった。

やっぱりこう、中盤の組み立てとか観たい。けれども、怪我で不調の長谷部になぜか滑りまくる井手口、意外と決め球のパスは出せることがわかったけど組み立てられない山口の3人の中盤構成となると絶望である。これで守ってショートカウンターが機能してれば文句ないのだけど。

両アタッカーの久保と原口は全く存在感がなかったしワントップの大迫にはそもそもボールが入ってこなかった。

日本代表でいいプレーをしたなという選手があまりいない。ディフェンスの選手になってしまう。PKストップの川島か、まあ強いていうなら酒井宏樹だろうか。酒井はネイマールにそれほどやられていなかった。リーグでの対戦が生きていたのだろう。