【読書感想】堀江貴文『多動力』/ホリエモンの「時間を生み出す」考え方

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堀江貴文さんは今や月一ペースくらいで本を出している印象がある。というわけで著書が多すぎてどれを読めばいいか迷ってしまうが、この『多動力』という本はその中でも売れている本らしい。

確かに、シンプルにまとまっていて読みやすくて、堀江さんの考え方や働き方を知りたい人には入門編として適している本なのだと思う。

 

多動力とは何か

この本は堀江さんのファンであったら特に目新しいことは書いていないと思う。僕は堀江さんの本はあまり読んでいないけど、テレビで見かけたりしたら見るし、話が面白いので動画だとよく見る。

『多動力』はそれらメディアで語られている堀江さんの一貫した考え方が読みやすくまとまっている本だ。

 

さて、多動力とはなんだろう?

読んで字のごとくだと、多く働く力である。インターネットで様々なことが個人でやれてボーダーレスになった時代に、人はもっとたくさんの分野で働けるはずだし、しかも同時にこなせるはずだという考え方である。

これは単純にやる気があればできるという話にも取れるけど、そういう根性論は出てこない。そこがこの本のいいところだ。

多く働くために堀江さんから色々な提案がある。その考え方をまとめたのが『多動力』だ。

 

ホリエモンの「時間を生み出す」考え方

多動力を発揮するために必要なのは根性ではない。必要なのは時間。人に平等に与えられた24時間をいかに無駄なく自分の時間として過ごすかだ。

 

24時間を増やすには、「やらないこと」を決めることだ。例えば「電話をかけてくる人間とは仕事をしない」とか「大事な会議でもスマホをいじる勇気を持て」などが話題に挙げられている。

実際のところ、周りに気を使って人に合わせている人の方が多いと思う。電話がかかってきたら出るし、会議中はじっと人の話を聞いている。礼儀だ。

しかし、言ってしまえばしがらみのようなものでもある。「一応気を使って」という思いでやっていることだ。その時間は自分の時間じゃない。

こういう時に自分の時間を大切にして、断る勇気を持つことが大切だと堀江さんは言っている。

 

では、何をやらないか?ここが大事だ。どう決めればいいのか。

堀江さんは「体感時間が長く感じるもの」は人生の中からどんどん減らしていくべきだ」と言っている。

これはとてもわかりやすい基準である。人間は経過した時間は同じでも、楽しい時間はあっという間だし、つまらない時間は長く感じるという生き物だ。

その楽しい時間が過ごせることだけをやればいいと堀江さんは言う。自分がワクワクするようなこと以外はやらないのだ。

堀江さんのスケジュールは今では歯磨きをしている時間以外は自分がワクワクすることで埋め尽くされているのだという。ここまで一貫しているとはすごい。

 

無駄を排除する生活

結果を出している人というのは人より努力しているし、その努力の方向を間違っていない。そしてそれを達成するために「寝ずに働く」という言葉がしばしば聞かれる。実際に寝ずに努力している人もいる。

しかし堀江さんの考え方はちょっとちがう。しっかり一日6時間は寝て、常にいい状態で働く。そして無駄なことをしないことで多動力を発揮する。

堀江さんほど極端に無駄を排除することはできないかもしれないけど、僕でも徐々に無駄の排除はできるはずだ。電話に出ないなど、以前からやっていることもある。

自分の時間を生み出すためにもっとできることがあるんじゃないか、そして時間が増えるんじゃないか、『多動力』を読んでいるとそういう風に思えて、読んでいてワクワクする本だった。

 

 

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