「投票先がないんですけど」という意見を政治家に伝えるにはどうすればいいのか

選挙ではベストではなく、ベターを選べとよく耳にする。全ての政策に自分が同意できる政治家なんてないだろう。だから、少しでもマシなところを選んで投票しようというわけだ。まあ、わかる。

けれども。それにしても10月10日公示の衆院選への投票先がないんですけど。

 

白票、または棄権すべきなのか

普通の反応としては投票先がないなら白票にすればいい。政治家にNOを突きつけるために白票にするのだ。

もっと言えば棄権すればいい。投票先がないのだからわざわざ日曜日に外に出向いて投票しに行く必要もないだろう。投票率が下がることで、当選した政治家も身を引き締めることだろう。

 

と、いうのはなんの意味もない行動である。

前回の衆院選はどうだったか振り返ってみよう。2014年の年末、アベノミクス解散である。この解散総選挙投票率は52%で過去最低。白票も多かったと聞く。

安倍首相は投票率が低かったから身を引き締めで的なことを言っていた記憶があるが、結局政府が動き出してしまえばみんな選挙のことなど忘れる。安倍自民は強行採決に次ぐ強行採決

投票率が低かろうがなんだろうが過半数を得た与党の法案はなんでも通る。

 

つまり、白票も投票率も実行力はないのだ。なんとなく空気でしかない。意味がないのだ。

投票率が低ければ必ず選挙に行く人たちが支持している政党が相対的に強くなる。というわけで組織票を持っている公明と自民が強いという結果が出るだけである。

 

東浩紀の積極的棄権

僕は支持政党を持っていない。投票先はない。そんな中で思想家の東浩紀氏がこんな署名活動をしている。

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議員たちはその血税を原資にお祭りを演じているにすぎません。こんな茶番に巨額の税金が投入されることに対して、私たちはもっと怒ってよいはずです。

わたしたちは、そんなに無理して、好きでもない候補者や党に貴重な一票を投じるべきなのでしょうか。そんな一票を投じること自体、茶番を演じる議員の掌に載っていることなのではないでしょうか。

と、東浩紀は訴える。というわけで僕はこの活動に賛同した。

積極的棄権とは言っておいて実際に棄権するかどうかはわからないと東氏は言っている。

 

おわり

まだ公示前だし、先に書いた通り、棄権が増えて投票率が下がったところで公明と自民が相対的に強くなる現実は変わらないので未だ思い悩む。

今回の選挙はこうやって悩んでいる人は多いのではないかと思う。もうNOを突きつける方法として、絶対に当選しないだろう候補に入れるしかないのかな。

 

 

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