マシンガンズ滝沢の『ゴミ清掃業のあるある』がじわじわと人気になっているらしい。見てみると確かになんか妙な面白さがあった。
マシンガンズ滝沢とは?
マシンガンズとは太田ブロ所属のお笑い芸人のコンビである。一昔前に『レッドカーペット』などでのお笑いのショートネタブームが来た時にちらほらテレビに出ていた。
最近では相方のマシンガンズ西掘(写真右)の方は俳優などの仕事があり、コンビとしても顔のような印象で、滝沢(写真左)の方はいわゆる「じゃない方」の芸人だ。
マシンガンズはオードリーと仲がいいようで、オードリーのオールナイトニッポンではたまにエピソードが語られる。若林が芸人仲間と飲む時に西掘がいるようで西掘の話題の方が多いが、たまに滝沢の話題も出る。滝沢に関しては「よく考えたら相槌しかしていない人」「春日のテンガを狙う人」としていじっている。
先週の放送ではネタライブでマシンガンズと一緒になり、楽屋ではマシンガンズ滝沢が「就職したから俺はもう無敵だ」と連呼していたとのエピソードが語られた。
「そうかマシンガンズくらいでも就職しなきゃいけないのか」と僕はちょっと悲しい気持ちになったのだけど、その就職口がゴミ回収処分の業者だったとは今回のツイートまとめで知った。
マシンガンズ滝沢の『ゴミ清掃業のあるある』
マシンガンズ滝沢はツイッターで毎日のように『ゴミ清掃業のあるある』を投稿しているようだ。
これが何だか妙に面白い。ゴミ清掃業を知らないけれど、ゴミを出すのはみんなそうだから、どことなく共感できるものがある。ちょっと想像力が繋がって、絵がイメージできて面白いのだ。
『ゴミ清掃業のあるある』
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) 2017年8月28日
・雨が降った朝のダンボールは水を吸っていてコンクリートのように重い
確かにダンボールは水含んで水の重さなるだろう。雨の日のゴミ収集大変そう。
『ゴミ清掃員5年目の声』
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) 2017年8月30日
・ビン一本位わからないだろうと可燃ゴミに入れている人がいるが、一年も働けば持った瞬間、音と重みですぐわかる。
毎日同じ仕事をしてい仕事をしていれば、こんな風に特殊能力が身につく。
『ゴミ清掃員の今日の声』
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) 2017年8月31日
・土は燃えるゴミだと思ったでしょ? 正解は……不燃ゴミでした!
(土は焼却炉で燃えないので、不燃ゴミとして処理されます)
知らなかった。勉強にもなる。
『ゴミ清掃員の日常』
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) 2017年9月8日
・治安が悪いと言われている地域の集積所は不思議と汚ない。次、引っ越しする時、きっと僕は集積所を見る。
これはお役立ち情報。まあこういうところには民度が出るのだろうなあ。ついでにコンビニのトイレの使用許可が必要なところは治安が良くないんだっけ。
『ゴミ清掃員の日常』
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) 2017年9月12日
・ダイエット器具の流行を目にする度にきっと半年から一年後、大量に粗大ゴミで排出されるんだろうなぁと思うようになってきた。
納得のあるある。現実はこうなんだろうなあ。今だと「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」とかいうやつが多いんだろうか。
おわり
「あるある」というのは自分が薄々感じているけど言語化できていないものを改めて言われると共感する、そして笑ってしまうというものだ。
マシンガンズ滝沢の『ゴミ清掃業あるある』はゴミという生活に密着しているものと専門的な仕事の間にあるものを扱っているので、世間とは微妙な距離感がある。だから「あるある!」じゃなくて「なるほど、そうなんだろうな」という感じだ。
ゴミには人のリアルな生活を感じる。人の排泄物にその人が現れるという感覚だろうか。人の習性が出るのだ。だからきっと面白いのだ。
マシンガンズ滝沢の『ゴミ清掃業あるある』はくせになりそうだ。