【キングオブコント2017決勝10組決定】キングオブコントで優勝しても売れない理由

キングオブコント2017のファイナリスト10組が決まった。

決勝はTBSで10月1日(日)夜7時からなんと4時間、生放送だ。

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キングオブコント2017ファイナリスト

決勝のネタ披露の順番もすでに決まっているようだ。というわけでネタ披露順でファイナリスト10組を紹介。

①わらふぢなるお
ジャングルポケット
かまいたち
アンガールズ
⑤パーパー
さらば青春の光
⑦にゃんこスター
⑧アキナ
⑨GAG少年楽団
ゾフィー

ジャンポケ、かまいたちさらば青春の光、アキナなど、決勝経験者が多い印象。そこへ全く知らない芸人たちと、ネタはもうひと昔前の感じがあるアンガールズが名を連ねた。

 

アンガールズ

キングオブコント2017のファイナリストで驚いたのはアンガールズの進出だ。アンガールズはもうすでに10年以上テレビの人である。特に田中などは数年前からずっとテレビのバラエティ番組で重宝している売れっ子という印象がある。

ネタで「キモかわいい」として出てきた2人であるけど、テレビの人になってからはネタなどはあまりやっていないと思う。キャラクターで仕事をしている人だ。

テレビで忙しいだろうに、まだネタを作っていて、それで決勝まで来てしまうというのがすごい。田中よりは暇そうな山根がネタを作っているのだろうか。そもそもエントリーするというイメージがなかったので驚いた。

アンガールズの決勝進出で、個人的には例年になく期待できる決勝だと思う。

 

無所属芸人が2組も

キングオブコントの常連が名を連ねる中、なんと事務所にすら所属していない芸人が決勝まで駒を進めている。それも2組も。なんかすごい。

にゃんこスターとゾフィーの2組である。

にゃんこスターの方はなんと結成4ヶ月らしい。各々がピン芸人としてやっていたが目がでず、即席でコンビを組んだら結果が出たようだ。片方のアンゴラ村長とかいう女芸人は『伊集院光のてれび』に出ていたので僕は見たことがある。名前の割にキャラが薄かった印象なのでこの人がどう変わってどうして決勝に進んで来たのか注目したい。

ゾフィーというのは2014年から3年連続で準決勝に進出している実力者のようだ。「フリーで決勝の舞台に立てたらかっこいい」という理由で芸能事務所には所属せず活動を続けて来たんだとか。

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キングオブコントで優勝しても売れない理由

キングオブコントといえば最も箔がつかない賞レースという印象がある。それは過去の優勝者の現状を見れば明らかだ。優勝しても売れている人があまりにも少ない。去年のチャンピオンのライスはすでに全然テレビで見ない。

 

芸人たちが言っている「売れる」ということは、「テレビに出る」ということだ。だとすると、コント師は不利なのだと思う。

今のテレビはネタ見せの場じゃない。基本的には喋れないとやっていけない場になっている。

コントは喋らなくてもできる。極端な話、喋れない人であっても面白いコントは作れる。そんなコントという芸で戦っている人が、優勝したからといって、急にまったく違う分野である達者な喋りを求められるテレビに合わせていくというのは結構難しいことなんだろう。よくよく考えると、それができる人の方が稀なんじゃないか。

まだMー1チャンピオンの方が売れている気がする。これは漫才というフォーマットがが2人の立ち話だからだ。喋りの掛け合いだから、喋りが主のテレビのバラエティーなんかにも移行しやすいのだ。

 

賞レースで見せるのはネタだ。頭をひねり続けて作り出したネタを練習を繰り返して面白いものに昇華させる。時間をかけて作り出されたものだ。

テレビバラエティーにはそんな時間はない。その場その場での瞬間の掛け合いの笑いだ。

「優勝したから売れる」というのは安易すぎるんだろう。そんなに簡単な世界ではないのだ。

ただこれはテレビという媒体が今それをやっているだけとも言えるから、売れるということの捉え方によっても違うと思う。ネタを作り続けて劇場で人を笑わしている芸人もいるわけだし、僕はかっこいいと思う。