ロサンゼルス市がヒートアイランド現象対策で道路を白く塗り始める

ローリングストーンズの曲で「黒く塗れ」という曲が大昔にあったが、今回は「白く塗れ」である。

ロサンゼルス市がヒートアイランド現象の対策に打ち出したのは、黒いアスファルトの道路を白く塗るという発想だった。

 

そんなことで効果があるのか?

黒い色が熱を吸収して、その黒いもの自体が高温を発するものになってしまうというのはわかるが、じゃあそれを白くしてしまおうという簡単そうで聞いたことのない発想を実行したのがアメリカのロサンゼルス市だ。

発想はわかるけど実際やってしまうのがすごい。小学生の自由研究をそのまま市が実行してしまった感じ。こんなことで効果はあるのだろうか。

gigazine.net

アメリカではヒートアイランド現象が日本よりも深刻なようだ。猛暑で飛行機が飛べない事態が発生したりしているらしい。

というわけでこんな突飛なアイディアが実行に移された。もうこの取り組みは始まっていて、ロサンゼルス市の計画では今後20年で夏の気温を3度下げることを目標にしているらしい。まあ気の長い話である。

でもこれで何の問題も起こらず街の気温が下がるならすごいことだ。さすが自由な発想と行動のアメリカという感じである。

ただ、現時点ではまだ実験段階のような感じで、効果のほどはわからない。なんせ世界で初めての取り組みなのだ。

実際に都市の発熱を抑えるためには、道路以外にも屋根やビルの壁面も白く塗ることが必要なようだが、まずは道路からはじめている模様。

 

アスファルトの上から白い塗料を塗るだけ

施工の模様がツイートされている。

本当に、ただ上から白い塗料で塗っていっているだけだ。

この塗料は実際は薄い灰色で、元は軍用の塗料らしい。ただ白い色というだけでなく、道路の発熱を抑えるために作られているものらしい。

 

黒かった道路が白くなると

黒いものを白くすればヒートアイランド現象なくなるんじゃね?的な発想は自由でいいと思うけど、なにも道路から始めなくても良かったんじゃないかと思う。それこそ屋根とかビルの壁面の方がいい気がする。

なぜなら道路は人や車が通るところだからだ。これまで黒かった道路が白くなるとなにがしかの影響はありそうである。

まず車の運転への影響はどのようなものになるんだろうか。直感的には目が疲れそうだなと思った。

黒は目が疲れないし集中できる。僕はパソコンやスマートフォンのベゼル、いわゆる画面のふちの部分は白よりも黒い方がいい派だ。その方が画面に集中できるからだ。

この理論だと、道路が白くなってしまうと目が疲れたり集中力が落ちてしまう可能性がある。

あとは耐久性はどうなのだろうか。すぐに轍ができてしまったりはしないのだろうか。ロードノイズなんかもどう変わるのかちょっと気になる。

まだまだ着手したばかりだし、20年計画だから、このあたりがどうなっていくのかは見てみるしかないだろう。

 

おわり

僕はこの計画はとてもいいなと思った。なんかアメリカ人のノリの良さを感じた。

例えば道路が全て白くなったとしたら、街の印象は結構変わるだろうと思う。黒い道路よりもやっぱり全体的な印象は明るくなるんじゃなかろうか。

人間は天気がいいだけで、風が気持ちいだけで気分が変わる生き物だ。街並みが明るくなるだけでもいい気分で毎日過ごせるんじゃないだろうか。

 

しかしPaint It, Black」はいつ聴いてもカッコいい

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