リーガエスパニョーラ2017/18シーズン開幕!ネイマールが去り、スアレス不在のバルサは4-4-2

リーガエスパニョーラの2017/18シーズンが開幕した。

バルセロナはスーペルコパの落胆から4日、第一節ベティス戦を2-0で勝利している。

 

バルセロナ、ランブラス通りのテロを受けて

8月18日、バルセロナの観光名所となっているランブラス通りでテロ攻撃があった。多くの犠牲者、負傷者を生む凄惨な事件だった。

リーガ開幕戦はこのテロの犠牲者への黙祷を捧げて始まった。

バルセロナのユニホームはこの日、特別仕様。全員がバルセロナというメッセージとともに、通常であれば背番号上に書いてある各選手の名前のところに皆、バルセロナと書かれていた。腕には喪章。ベティスもメッセージTシャツを着て入場してきた。

 

スアレス不在は4-4-2

ネイマールという強力なアタッカーを失ったバルセロナ。スーペルコパでもスアレスを怪我で失いキャプテンイニエスタも怪我。開幕戦にしては厳しい条件だ。

このバルセロナがどういう布陣で臨むのかは注目だったが、バルベルデ監督は中盤ダイアモンド型の4-4-2という布陣で臨んだ。

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(72'デウロ→アレイシ、82'パコ→デニス、87'アルバ→ディニュ)

パコとデウロフェウの2トップは2トップにしてはサイドに開いていながらも、メッシが下がり目なので3トップの両翼アタッカーというバランスでもない。

とはいえ守備時はサイドアタッカーのように自陣へ戻るという運動量を要求されていた。というわけで後半30分ごろにはデウロ→アレイシ・ビダル、パコ→デニス・スアレスという交代があった。アレイシもデニスも最前線の選手ではないがバランスは変わらずそこに入った。

中盤のバランスは、最初はブスケツとメッシの関係だけだったが、徐々にバランスが取れてきてボールポゼッションするバルサらしいサッカーをしていた。

中でもセルジ・ロベルトの運動量による変化が良かった。積極的に前に飛び出すセルジ・ロベルトはかなりいい活躍だった。ゴールチャンスで冷静にゴールを奪った。この運動量はイニエスタにはないところだ。セルジ、ラキティッチブスケツ、メッシの中盤は選手の距離感がよく、今後も期待できるバランスだった。

パウリーニョ加入でセルジが出るなんて噂があるがそれが実現してしまったらバルセロナファンは激減するんではなかろうか。僕も見なくなるかもしれない。下部組織出身でコツコツやってきたセルジ・ロベルトはそれほどいい活躍をしたと思うし、この先が見たい。

 

ネイマールがいなくなったことによって

ネイマールがいなくなったことによって、バルサが弱くなるかというとそうでもないのではないかという見方もある。

ネイマールはチャンスメイクはできるが、逆にボールを持ちすぎるというきらいがある。ネイマールがパスを出す相手はほとんどメッシかスアレスだけだった。あとはドリブル。そのドリブル成功率が世界ナンバーワンだから凄かったわけだけど、他の選手との連携は難しくなる。

というわけでこのようなネイマール縛りがなくなったことによって、チーム自体は良くなる可能性もあるだろうという見方があるのだ。開幕戦ではその見方も正しいと思うような結果になっていた。

いつもネイマールが使ってたスペースにジョルディ・アルバが上がってきてチャンスメイクをしていた。ネイマール不在でもバルサの攻撃は左サイドで作ることが多かった。

今のバランスであれば、ネイマールの活躍で本来の持ち味を控えていたジョルディ・アルバがまた輝くということがあるだろう。

ただ、メッシの負担というか、メッシ依存も復活する感じはあった。メッシにしては運動量が多いゲームだった。

とはいえメッシ自身もスアレスネイマールがいないことによって、ブスケツ、セルジ、デニス、デウロなどとワンツーで抜け出すところが多く、この多様な組み合わせに今後の攻撃の可能性を感じた。

2点で勝ちが決まったような流れになってからは点の欲しさで球離れが悪くなったメッシ、10本近く放ったシュートはポストを3回叩いたもののゴールには及ばなかった。メッシ個人としてはちょっと不満の残るゲームになっただろう。

 

おわり

スアレスの離脱は4週間。移籍市場が閉まるまであと10日。この間に今いる選手がどれだけ活躍できるのか。チャンスのなかったラフィーニャ、アンドレ・ゴメスはやはり出て行ってしまうかもしれない。