千円札が使えない、クソ根性の悪いコインパーキングが世の中には存在している

数日前に車に乗って出かけた夜のこと、その日は休日で、おまけに夏祭りがあちこちでやっているということで、いつもよりも道が混んでいた。さらにたどり着いた先のいつも使っているコインパーキングが満車という面倒臭い状況。

ぱっと見では、付近にある値段がちょっと上がる他のパーキングも軒並み満車だった。

ああ、探すしかない。

 

とりあえず脇道に折れてみるとすぐに小さなコインパーキングを発見。1台分空いている。他を探すとすぐに取られてしまうかもしれないから、すぐにそこに止めた。

そこは先払いシステムのコインバーキングだった。先払いだから時間で加算するわけじゃなく一律で、12時間800円。比較的田舎の駅近にしてはちょっと高い気もするけれど、まあしょうがない。財布の中を探る。

小銭はなかったが、ちょうど千円札があったので、それで支払おうとした。

が、投入口がない。

コインパーキングとはよく言ったもので、そこにはコインでしか支払えない精算機が置かれていたのだ。

これにはイラっとした。800円の料金で千円札が使えないとは何事だ。そこに輪をかけて腹が立ったのは、精算機の隣に、煌々と光る自動販売機があったことだ。まるで自分も精算機だと言わんばかりの存在感で。

 

 

 

 

駐車場の料金は800円。精算機は千円札使用不可。横には自動販売機。つまり、

「小銭がない人は130円のジュースを千円札で買って、そのお釣りで駐車料金を払ってね」

ってなもんだ。

クソ根性の悪いコインパーキングである。800円の精算機で万札や5千円札が使えないのはわかる。だけど千円札が使えないなんて。

なんかほんとに嫌な気分になった。人の弱みにつけ込んだ汚いやり口だ。こういう現実に出会うと、生きていくのが嫌になる。世の中は本当に金儲けのことばかりだ。

 

 

しかし結果としては僕は自販機でジュースを買うことなくその場を切り抜けることができた。なぜならSuicaが使えたからだ。

精算機のコインの投入口の横にはPASMOの絵が書かれたICカードのタッチパネルがあったのだ。

もちろんこれは目に入っていた。「千円札投入口ない、横に自販機、飲みたくもないジュース買わされるのか俺」の10秒くらいの間に。でも、僕はPASMOを持っていないのでスルーしていたのだ。

しかし、そういえば僕はSuicaなら持っている。ダメ元でSuicaをかざしてみると普通に払えた。ダメ元だった理由は、PASMOのところでもSuicaを使えると知らなかったことと、何よりSuicaの残高に800円以上ある自信がなかったからだ。

そもそも僕は田舎に住んでいて車移動が主なので電車に乗ることは滅多にない。電車に乗り、Suicaを使うのなんて半年に1回くらいだ。PASMOやらSuicaやらの交通系の電子マネーの事情は全く知らないのだ。

そんで使うときはその都度必要最低限の額しかチャージしないため、自分のSuicaの中身はすっからかんだと思っていた。しかしどうやらギリギリ800円はあったのだ。ナイス何ヶ月前かの僕。

 

というわけで実際にはダメージはなくやり過ごせたわけだけど、千円札が使えない、クソ根性の悪いコインパーキングが世の中に存在しているということをここに報告しておく。そして、小狡い方法で銭を稼ごうとしている商魂も存在しているということを付け加えておく。

 

そういえば、もういい加減世の中は全て電子マネーでいいと思うのだが、統一感がないために色々持っておく必要がある。こういうストレスもある。

ああ、書いて発散しようと思ったのにまたイライラしてきてしまった。