その話は愚痴なのか、相談なのか。愚痴に対して男女の違いをわかりやすく表した漫画が話題。

愚痴に対しての男女の違いをわかりやすく表した漫画が話題になっていた。

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よく、男は論理、女は感情なんて言うけれど、その違いをうまく表現していると思った。

 

女性の場合

女性の愚痴というのはただ聞いて欲しいだけのものである。「私はこう思うんだけど」という自分の考えに「共感して欲しい」のが第一だ。

聞き手が解決策や新しい考えを示すと良くない。そもそも、共感を求めているわけだから、違う考えを提示されると自分を否定されたと感じてしまうのだ。

 

一般的に、男性より女性の方がコミュニケーション能力が高いと言われている。女子の方がコミュニティーを作るのがうまいというのは、義務教育の過程でなんとなく経験的に理解できる。女性は男性よりも常に仲間を求める意識が強い生き物なのだ。仲間を求め、共感を求めているのだ。

というわけで女性はコミュニケーションに随分頭を使っている。コミュニケーションのための会話を求めているのだろう。コミュニケーションだけで満足だから解決策はいらないのだ。

この漫画で素晴らしいのは、妻の方があらかじめ「解決策の提案なしでただグチを聞いて欲しいんだけど!」と言っている点。こんなドライで物分かりのいい女性がいるのかとちょっと信じられないけど、とても頭のいい女性だと思う。

 

実生活では、愚痴だと最初からわかって話している場合と、なんとなくの会話が愚痴に発展する場合と2つあり、実際には後者の方が多い。

そんな時、男性の多くは論理的に考えて問題解決をしてしまいがちだ。「こうすればいいじゃん」とか軽く言いがちだ。そんな、一旦共感を挟むというのは女性との会話のテクニックでもあるだろう。でいて解決策は示さない方が意外にもいいのだ。

話を聞く男性はモテるということの本質はここにあると思う女性の話に共感だけしている男性はモテるのだ

 

男性の場合

この漫画の男性の場合は僕はそれほど共感できなかった。なんかこんなことはあるなあと「あるある」としては理解できるのだけど、これは愚痴なのかは疑問だ。

解決策を求めているという前提があるので、この場合はただの相談だと思う。愚痴ではないと思った。

で、相談するために、他人にわかりやすく伝えるにはどうやって話せばいいのかなと考えているうちに自分の中でその問題が整理できて新たな視点が見えてきたりして勝手に自己解決、という感じだろう。こんなことってよくある。

 

愚痴の場合、女性に共感

愚痴ならば、僕は女性の方に共感した。「こんなことがあってさー」なんつって愚痴っている時に「でも、こうすりゃいいじゃん」とか言われると、もうその先に話そうと思っていたことが話せなくなってしまう。

愚痴を吐くという行為自体、自分の意見を肯定してもらって共感して欲しいという行為なのだ。

根幹には「それはわかっているんだけど、こういうクソみたいなことがあったから一緒に笑い飛ばしてくれないか」ということなので、リアルに解決策を示されるとなんだか白けてしまう。

 

おわりに

この人の漫画は以前も話題になっていて読んだことがある。

slices.hatenablog.com

基本的にはドライな視点である。夫も妻も本当に物分かりがいい人だなと思う。生きることがうまい人たちであるという感じがする。

 

ツイッターには話題なったもの以外でも、いくつか漫画が掲載されていて、面白いものが多い。

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