【クレイジージャーニー】丸山ゴンザレスがドゥテルテ大統領就任後のフィリピンへ。刑務所はパンク状態

7月21放送の『クレイジージャーニー』では、危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスが登場。何週か前から丸山ゴンザレスが新たなスラム街を取材中との予告があり、ようやくの放送だった。

 

ドゥテルテ大統領就任後のフィリピンへ

今回、丸山ゴンザレスはフィリピンへ向かった。新たに「墓地スラム」へ行ったり(フィリピンの墓は屋根がついており、宿無しの人が住むのに適している)、2年半前に行った東洋一のスラム街「ドンドスラム」を再び訪れていた。

その中でも衝撃的だったのがフィリピンの刑務所だ。

ドゥテルテ大統領の麻薬撲滅作戦以降のフィリピンの現状を取材しようというのだ。

 

パンク状態の刑務所

ドゥテルテ大統領といえば「フィリピンのトランプ」とも呼ばれ、その容赦のない麻薬撲滅の姿勢が知られている。フィリピンで麻薬犯罪者の射殺が次々と行われていると何度かニュースで見た。

ドゥテルテの麻薬撲滅作戦は、3ヶ月で麻薬関連の容疑者を2万人以上逮捕、3千人を処刑したらしい。射殺されて血まみれの遺体が路上に放置されているなんてニュースもあった。ちょっと信じられないがフィリピンは今、そんな状況なのだ。

国がそんな状況なので刑務所は状況が激変していた。丸山ゴンザレスは首都マニラ北東のケソン市の刑務所へ。

公園のような、まるでテーマパークのような外観の刑務所は、普通の街中のようなところにあった。刑務所の傍の空き地のようなところでは子供が遊んでいる。不思議な光景だ。

しかし中はもっとすごい。人が溢れに溢れている。囚人が皆黄色いTシャツを着させられているのと、人が溢れて統制できないからか、皆自由気ままな感じに見えて囚人という暗いイメージがなく明るい感じに見えたのが不思議だ。

本当にどこも定員オーバーという感じだった。数字でいうと驚く。800人収容の刑務所に今や2500人が収容されているという。ピーク時には4000人を超えたこともあるらしい。その7割が麻薬関連での逮捕者だ。

ニュースで聞くドゥテルテの麻薬撲滅作戦は本当だったのだ。別に嘘とも思っていなかったけど、実際に映像で見てみるとこうなってしまうのだなと現実なのだなと感じる。

扇風機があるような、この刑務所では相対的には環境の良いスペースなどは10畳くらいのスペースになんと120人が生活しているという。足の踏み場もないというのはこのことかという感じだ。限られてたスペースを無駄にしないように、割と綺麗に横並びでみんなが寝ている。肩がぶつかり合い寝返りなんて打てない。1日いただけでとんでもないストレスになりそうだ。

 

おわり

フィリピンの刑務所は人がすし詰め状態で、ほとんど規制がされていない自由な空間だった。管理体制がゆるゆるに見えたし、こんなに人だらけの空間でトラブルがたくさん起こりそうなものだが、今のところは目立ったトラブルはないのだという。時間の問題な気もするが。