【ベルセルク39巻】ガッツ御一行、妖精島(スケリグ島)に到着。ほのぼの回

ベルセルクの最新刊39巻を買った。39巻はベルセルクらしい激しいバトルはないが、今後の物語を語る上で重要になってきそうなエピソードが描かれている。

以下ネタバレもあります。

 

ガッツ御一行、妖精島に到着ほのぼの回

ようやく妖精島(スケリグ島)に到着したガッツたちを待っていたのは、部外者の侵入を拒む島の門番たち。まあ言ってしまえば雑魚である。フローラの家に行ってシールケと出会った時のゴーレムと同じような感じだ。

とりあえずのイベントといった感じでギャグも挟みつつ、ほのぼのしたバトルだった。

 

パックの兄弟登場

スケリグ島はパックの故郷である。ここでは今やほとんど栗人形と化したパックの兄弟が登場した。

兄弟たちは登場からもう栗人形だった。パック以下名前は、ピック、プック、ペック、ポックというまさかのパピプペポ兄弟。あとはツノの数が増えていくだけである。

この安易なノリがベルセルクの切羽詰まっている世界観とのバランスをとっている感じですごくいい。39巻ではパックは栗モードしか見ていない気がする。

物語上でも、パックの存在がガッツの狂気な人間性をすんでのところで保っているという描写がある。

 

こっちもやるのか、そうか

ベルセルクではこれまで、ガッツと敵対する悪霊や魔物がたくさん描かれてきた。ゴッドハンドなどは一応天使とはいっているものの、禍々しい悪魔のような存在だ。そういえば、この漫画には人間以外の存在はほとんど悪魔しか出てこなかったのだ。

妖精島ではこれらに反する存在がたくさん出てきた。いわゆる精霊や天使的な存在たちだ。

 

今のベルセルクの世界観は、グリフィスが受肉したのちに世界に亀裂を入れたことで、現実の境目が変わってしまったというものだ。

その亀裂から何も悪魔だけがぞろぞろと登場するわけではないのだ。幽界(かくりょ)には妖精島にいるような妖精や一角獣などもいるのだ。そういえば世界に亀裂が入ったとき、一角獣なんかがチラッと出てきていた。

ベルセルクはガッツの物語だし、ガッツには烙印があるということで悪霊や魔物だけ寄りついていたというだけの話で、精霊たちが存在しないということでもないのだ。

ちょっと前から魔法も出てきたことだし、やはりベルセルクはファンタジーの王道をやろうとしている漫画なのだ。

魔法使いのシールケがそうだったけど、今後はこの辺の精霊たちの力を得て、ガッツ御一行のゴッドハンドたちとの圧倒的な力の差を埋める展開が予想される。フローラの森で得たみんなの武器や、ガッツの狂戦士の鎧のバージョンアップとかあるかも。そうなればアツい。というか、そうならないと転生したグリフィスの鷹の団との戦力の差がありすぎる。

 

おわり

残念なことに次巻の40巻の予告はなかった。「乞うご期待!」とだけで「2018年秋発売!」とか具体的な日程はなかった。これはまた年単位での我慢が必要なのかもしれない。

 

 

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