【コンフェデ2017】準決勝ポルトガル×チリ。クラウディオ・ブラボが3連続PKストップ。アンドレ・ゴメスの決定力

コンフェデレーションズカップ2017ロシア大会もいよいよ準決勝。ポルトガル対チリが行われ、延長、PKの末、チリが決勝進出を決めた。

 

120分では決まらず、0-0が続く渋い試合

南米チャンピオンとヨーロッパチャンピオンの対戦となった準決勝。お互いに守備がきっちりしていて締まった試合だった。

開始早々に両チームにゴールチャンスが訪れる。チリはアレクシス、ポルトガルクリスティアーノ・ロナウドと、両エースが期待通りの活躍をするが両方ともゴールキーパーのセーブに阻まれる。

その後、後半の立ち上がりにも決定的なチャンスが訪れるが、やはりチリのクラウディオ・ブラボポルトガルルイ・パトリシオの両キーパーの出来がよく、点は入らない。

両チームとも安定した守備力を持っているのでなかなか点は入らない。負けたら終わりのトーナメント戦でもあるから、後半終盤は延長戦を見越してか、「負けないこと」を重視して積極性が欠けていった。試合は失速してつまらないものになった。

 

クラウディオ・ブラボが3連続でPKストップ

僕はBSNHKでこの試合を録画していてそれを見たのだが、なんと延長戦は101から102へとチャンネルが変わるようで、延長戦は5分しか見られなかった。もうちょっとアナウンスしておいて欲しかった。

というわけで延長はダイジェストで見たが、どうやらチリが優勢だったようだ。ビダルのシュートがポストを叩き、そのこぼれもバーに嫌われる、ビッグチャンスがあった。

その勢いそのままにPKは3-0でチリが勝利。PKで3ー0というスコアはなかなか見たことがない。ポルトガルの3本は外したわけじゃなく、全てクラウディオ・ブラボがストップしていた。

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まさに神がかっている。コースが甘いような気もするが、全て読み、きっちり反応している。

スペインのバルセロナからイングランドマンチェスター・シティに移ってからは不調だったようだが、チリ代表では頼れるキャプテンなのだ。

 

アンドレ・ゴメスの決定力

アレクシス・サンチェスクラウディオ・ブラボなど、バルセロナに在籍していた選手が沸かせていたこの試合、唯一バルセロナに在籍中の選手がいた。ポルトガルのアンドレ・ゴメスだ。

バルサにいる時よりもかなり積極的で、ボールタッチ数も多く、ポルトガルの攻撃の軸になっていた。それはいいのだが、アンドレ・ゴメスはとにかくシュートが下手だった。

僕が見れた延長前半5分までで、ミドルシュートのチャンスが4本あったが、1本は弱々しいシュートがキーパーの正面、後の全ては枠外。全くゴールの予感をさせないミドルシュートだった。4本ともチリの寄せは甘く、落ち着いて狙う時間はあったように見えたのだが。

これがミドルシュートがうまいモドリッチとかラキティッチなら2点ぐらい入っていたんじゃなかろうか。上手くなくても、ミドルシュートを打つような選手ならばせめて枠内に強いシュートを飛ばし、こぼれ球などのチャンスや、その一本で相手を脅かし、チームの流れを引き寄せるシュートができたはずだ。

アンドレ・ゴメスはクラブチームのバルサでは全くといっていいほどミドルシュートを打つチャンスがない。移籍してきて1年目でまだ周りの選手に気を使っているというのもあるだろう。

アンドレ・ゴメスはアタッカーからインテリオールからピボーテからラテラルまでいろんなポジションを任され無難にこなしている上手さはあるが、主に攻撃の選手なので今後は決定力を磨いてほしいと思う。

それにしてもこの試合でライバルのレアル・マドリードクリスティアーノ・ロナウドバルセロナのアンドレ・ゴメスが一時2トップのような形になっていたのが、スペインサッカーファン、バルセロナファンの僕にとってはアツかった。

 

おわり

もう一つの準決勝、ドイツ対メキシコはこの後行われる。どちらが上がってきても決勝は面白い試合になるだろう。