欧州サッカーは2016/17シーズンが終わり、現在は移籍の噂で持ちきりだ。僕が応援しているバルセロナはPSGのヴェラッティやドルトムントのデンベレ、リヴァプールのコウチーニョなどが噂され、もう次のシーズンを見据えている。
どんな選手が加入してくるのか、興味は尽きないが、それはまだまだ先のこと。今日は2016/17シーズンを振り返りたい。今シーズンに僕の印象に残っている3つのプレーを紹介したいと思う。
バルセロナ×パリ・サンジェルマン、セルジ・ロベルトの大逆転弾
まあ、これは外せない。チャンピオンズリーグ準々決勝の2nd leg、バルセロナ対パリ・サンジェルマン戦だ。
1st legを0-4で折り返し、バルセロナのチャンピオンズリーグはもう終わったと思われた2nd legの大逆転劇。一度はカバーニのゴールで完全に心を折られたが、そこからネイマールが奮闘。まさかの大逆転を演じた。7分間で3点取った。
0-4をひっくり返して勝ち上がったというのはチャンピオンズリーグの歴史では初めてのことらしい。
セルジ・ロベルトのゴールは本当に奇跡のようだ。いやー、決めるのがカンテラーノのセルジローってところがバルセロニスタにはたまらんよね。
別角度からのセルジロベルトのゴール! pic.twitter.com/LXJMPPbuJt
— ネイマール@ウイイレ&R6S (@uiireTPtaikou) 2017年3月8日
バルセロナ。
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2017年3月8日
奇跡ってまじ起こるんやな。
鳥肌たったわ。
メッシが神がかっていたクラシコ
これも外せない。リーガの終盤、レアル・マドリードを追う展開で勝利が絶対条件だった試合。アウェイ、ベルナベウでのこの試合のメッシは神がかっていた。
なんというか、この試合をそのまま漫画にでもできるようなドラマチックな展開だった。
最初は肘打ちを食らって流血。心配させつつも同点ゴールを叩き込む。先制されて直後、自ら流れを作った素晴らしいゴールだ。
するとキレキレのドリブルでレアルの守備の要カゼミーロを交代に追いやり、キャプテンセルヒオ・ラモスを退場させる。その後、同点に追いつかれるも、アディショナルタイム92分に決勝ゴール。そのゴールがバルセロナでの500点目のメモリアルゴール。最後はスタンドに自分のユニホームを掲げた。
決勝ゴールは自陣深くからのショートパスとセルジ・ロベルトのドリブル突破が生んだ。フィニッシュはマイナスからメッシが合わせる。実にバルセロナらしい素晴らしいゴールだった。
ノイアーの異次元のセーブ
実は一番書きたかったのはこれである。めちゃくちゃ記憶に残っている。チャンピオンズリーグ準々決勝のレアル・マドリード対バイエルン戦で見せたノイアーのセービングだ。
ノイアーといえばそのポジショニングからセービングからほとんどが見たことのない異次元なプレーをしてるゴールキーパーだ。「ノイアーなんでそこにいるの!」だったり「あれをキャッチすんのかよ・・。」だったり、いつもそのプレーには驚かされる。
この試合は僕は生放送で見ていたのだが、ノイアーは至近距離からのロナウドの強烈なシュートを「フンッ!」という感じで右手一本で跳ね返している。
ロナウドの強烈シュートの瞬間に「入った!」と思ったらなぜかボールはフィールドにある。一体何が起こったんだというプレーだった。
問題のシーンはこの動画の1:05あたりから。このサムネイルのプレーだ。
これ、この距離のシュートなのにちゃんと反応もしていて、その上でただ触っただけじゃ詰められるから、はねかえすためのセーブをしているのだ。こんな止め方はちょっと見たことがない。反応できて触れた時点でスーパーセーブの部類だと思うのだが、ボールを吹っ飛ばしている。まさに神の右手である。
これを見たときは笑ってしまった。笑ってしまうくらいすごいセーブだった。これを防がれたらもう打つとこないよね。
おわり
さてさて、来シーズンはどんな感動するシーンや神がかったプレーが見られるのだろうか。僕はリーガしか見ていないのだけど、ノイアーが見たいからバイエルンの試合も見たいんだよなあ。