【16/17シーズンリーガエスパニョーラ最終節】乾がカンプノウのバルセロナ相手に2ゴール

リーガエスパニョーラ最終節。僕が応援するバルセロナは同時刻キックオフのレアル・マドリードの結果次第で優勝が決まる。レアルが負けてバルサが勝たないと優勝はない。つまりバルサは自力での優勝はもうないのだ。

相手はリーガ一部でプレーする唯一の日本人、乾貴士が所属するエイバル。エイバルはここまでリーグ8位と好調だが、ホームで最終節でほぼベストメンバーで十分に休息できているバルサなのでまあ勝つだろうという予想。

同時刻キックオフのレアルも絶好調だし十分に休息があったし相手はマラガなので、まあ負ける可能性は1割くらいかなあという感じ。

結果的にはこの予想が当たり、レアル・マドリードが5シーズンぶりの優勝を果たしたが、そこまでの過程はドラマがあった。

 

乾貴士覚醒

今シーズンは守備意識が芽生え、戦える選手としてエイバルのレギュラーをつかんだ乾貴士。しかし、もう一つ欲しかったのが得点という結果だ。ここまで1ゴールしかあげていない。左のミッドフィルダーというポジション的にはちょっと物足りない数字である。

この乾が最後の優勝の望みをかけて戦うバルセロナ相手に2得点をあげてみせた。乾のゴールでなんと一時2ー0でエイバルがリードしていたのだ。

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日本人のバルセロナファンの僕としては非常に複雑な気分だった。「乾、今じゃねえんだよ」と。

ゴールは素晴らしかったし、この試合は乾の動きが良かったけど、バルサファンにとってはそれは困ることなのだ。しかし、日本人のリーガ挑戦を純粋に応援したい気持ちは当然ある。最終節は乾貴士覚醒でどう見ていいかわからない展開になった。

 

決定機を外しまくったけど、やはりMSN

この日スアレスが決定機を結構外していた。キーパーとの1対1のチャンスが3度ほどスアレスに訪れたが、それぞれ枠外、メッシへパスを選択メッシ外す、キーパーのセーブと全て得点に繋がらなかった。

乾に入れられた2点を追う中でこの決定機の外し方は絶望感しかなかった。しかしそこはメッシ、スアレスネイマールだ。怒涛の攻撃でなんとか逆転に成功。結果的には4-2でバルセロナが勝利した。

 

結果は普通に勝ったのだけど、ライブで見ていると本当にヒヤヒヤする試合だった。なんとなく、展開としては、

開始早々、裏でレアルの先制点という速報。まあそうだよなと優勝は諦める

乾ゴール。

決定機をアホほど外しまくるバルサ。後半へ。

またもや乾ゴール。乾、今じゃねえんだよ

絶望のカンプノウ

ようやく崩した形でオウンゴール。一点返す。

疑惑のPK判定、しかしメッシ外す。

スアレスゴール。同点

ネイマールドリブルで今度は正当なPK判定
またメッシ、今度は同じコースへ決める。

スアレスまた一対一外す。
しかしこのクリアボールを拾ったメッシがハーフウェーラインから怒りのドリブル突破でゴール。5人くらい抜いていた。

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メッシの4点目のこのゴールが今シーズンのバルサという感じがした。最後はメッシ。やはり宇宙人と称されるメッシのゴールがチームを救っているのだ。これは圧巻のゴールだった。一人だけゲームの世界にいるようだった。

逆転ゴールとなったPKも素晴らしかった。数分前に止められたコースへ、より精度の高いシュートを放った。なんというハートの強さだろうか。

 

おわり

終わってみれば4-2で実力通りの差が出たが、ドラマチックな逆転劇だった。バルサの選手にゴール後の笑顔がなかったのが全てを物語っている。

これにてリーガエスパニョーラ2016/17シーズンは終了。レアル・マドリードの5シーズンぶりの優勝で幕を閉じた。

バルセロナルイス・エンリケ監督の最後のカンプノウでの試合だった。ここでリーグ戦のゴール総計116点でクラブ新記録を達成した。

そして日本人で初めてバルセロナ相手に、しかもカンプノウでゴールを奪った男が誕生した。記憶に残るのはやっぱりこの乾の2ゴールだろう。

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