【第17回ipponグランプリ】サンシャイン池崎、和牛・川西が活躍。決勝つまらない問題

ipponグランプリを見た。昨日の放送でもう17回目になるらしい。

今回は大御所芸人、木村祐一の参戦に加え、最近勢いに乗っているサンシャイン池崎が初出場。そして、Mー1で結果を残した和牛の青いスーツの方、ツッコミの川西堅志郎がipponスカウトを勝ち上がって初出場した。

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 http://www.fujitv.co.jp/ippon/

 

ブロックの振り分けはこうなった。

Aブロック

Bブロック

なかなか面白そうな分け方だと思う。Aブロックには優勝経験者3人と安定した実力のあるふかわりょうとどうなるかわからない池崎。ちなみにふかわと池崎は同じ事務所らしい。

Bブロックには優勝経験者2人と大御所木村祐一。そこへどうなるかわからないくっきーと川西。

 

結果を先に言ってしまうと優勝は千原ジュニア。実に5年ぶりの優勝だ。ただ、決勝は面白くなかった。というわけで、ブロック戦での感想を個別に書いていこうと思う。

 

予選ブロック、個別に雑感

いつものことながら、やはりバカリズム大喜利においては総合力ナンバーワンだなという感じがあった。ipponの数ではなく、僕個人の笑いの量の印象でいうとAブロックの勝ち抜けはバカリズムだった。

ipponグランプリは芸人が芸人を審査するというスタイルだ。ここで思ったのが、バカリズムだけにはみんな厳しすぎるのではないかということ。何度も「えーippon出ないんだ」と思う回答があった。バカリズムへの期待の表れでもあるのだろうが、ちょっと厳しいなと思った。特に前半の方。

 

前回の初出場で結果を残しての今大会の連続出場。僕は注目していたのだけど、今回はイマイチだった。2連続回答、それが2連続ゼロポイントというのに笑った。こんなことはipponグランプリで初めてじゃないだろうか。

 

前回優勝者、今大会も決勝進出。実力がある。うまいなというタイプの人で平均点が高い感じ。

 

  • 博多大吉

川島と同じく、うまくて安定感がある。その中に脱力感のあるスカしもあって面白い。今大会はちょっと乗り切れなかった。

 

僕がこの大会一番笑ったのはこのサンシャイン池崎だった。テンションや声のデカさ、表情、もうツボになってしまっている。

一発目の回答が良くて、それで乗って行けた様だった。いつも声を張って元気に答えるが、ごくたまに投げ捨てるように小さな声で答えるのが面白かった。

「寝相の悪いことで有名な田所さんの伝説に残るエピソードを押しててください」というお題に、「石になった」との回答。他の芸人の秀逸な回答の中、エアポケットのようなところにに入った回答だった。これが僕は今大会で一番笑った回答だ。ゼロポイントだったけど。

サンシャイン池崎にも判定が厳しいなあと思った。

 

ダウンタウンファミリーでもある木村祐一。さすがの貫禄を見せていた。マイペースに大喜利を楽しんでいた。写真で一言でやはり実力を発揮。

 

秋山はちょっと勿体無い気がした。ハマれば乗っていくタイプだが、今大会は勝ち残るほどは乗れなかったようだ。

 

バカリズム同様、ipponグランプリという大会に慣れている。手数が多い。ただ、突き抜けるような爆笑はない。平均点が高いうまいタイプの人だ。面白いのだけど、笑いよりも「うまいなー」がちょっとだけ先に来る感じ。

 

  • くっきー

わけのわからない回答でお馴染みのくっきー。僕はどうしようもなくツボに入る時があるのだけど、今大会はそれほどハマらなかった。

「宙宙宙」という謎の言葉が大会ワードのようになっていたが、純粋にくっきーの面白い答えというよりは周りのいじりがあってこそだったので、イマイチ笑えなかった。

 

  • 川西堅志郎

予想外に良かったのが和牛・川西だ。ツッコミの実力はもうM-1で2大会連続で証明済みだが、大喜利もここまでできるとは。僕は好きな芸人なので嬉しかった。

大喜利はボケの人ばかりだが、ツッコミなのに大喜利ができるとなると一気に有能感が増す。ツッコミで大喜利ができるのはこの日だと博多大吉くらいしかいない。他にパッと頭に浮かぶ大喜利ができるツッコミというのは、あとはオードリー若林くらいだろうか。あんまりいない。ツッコミ担当で大喜利が出来る=実力者だと思う。

回答以外でも、合間に急に振られるコメントなどもそつがなくて良かった。これをきっかけにテレビの人になれるだろうか。

 

決勝つまらない問題

今大会はブロックの対戦はおもしろかったが、とにかく決勝がつまらなかった。

ipponグランプリの決勝は、うまさがあるタイプの人間が勝ち上がるとイマイチになることが多い印象がある。この問題は決勝のルールにあると思う。

決勝はipponが出た時点でそのお題は終了してしまうというルールだ。決勝も芸人が判定している。面白い回答が出ても判定する芸人には「もう一人の回答も見たい」という心理が働く。当然だ。お題が良ければなおさらである。視聴者もそうだ。なので面白い回答があってもipponが出せないことがある。

そしていつの間にかお題のハードルが上がってしまうのだ。最初の方の面白かった回答をもう超えられないということがある。決勝にはこのようなもどかしさがあるのだ。

決勝を3人ぐらいにして先取じゃなくてブロック戦のようにやってほしいと思うが、それでは盛り上がらないのだろうか。見ている僕としては面白い回答が見たいし、一番面白い回答をしていた人が優勝するという仕組みにしてほしい。

 

おわり

今大会からブロックの問題が1問増えた。これは良かったと思う。このための尺の問題だろうか、大喜利の合間の芸人や観覧ゲストのコメントが少なくなった感じで、純粋に大喜利だけを楽しめるようになったと思う。

ついでに観覧ゲストがやる大喜利も削ってほしい。場を和ませるという意味はあるのだろうが、放送でいうとつまらないしあれは尺の無駄である。どうせならもっと大喜利が見たい。そもそも観覧ゲストなどいらないだろう。テレビ的なアレはあるのかもしれないけど。