【2018ロシアW杯アジア最終予選】日本4-0タイ。久保の活躍で快勝も、チームとしては不安

本田はもう日本代表に必要ないのかもしれない。

2018年のロシアW杯出場をかけたアジア最終予選、ホームでの確実な勝利が求められた格下のタイとの対戦は、日本が4-0で勝利している。

 

4-0快勝。でも。

主将の長谷部の離脱から始まり、UAE戦で大活躍した今野泰幸大迫勇也の二人を怪我で失った日本代表。それを考えると4得点の完封勝利は大満足の勝利である。しかし不安も残った。

 

いい時間帯での得点

立ち上がりからグイグイくるタイ。日本は結構やられていた。しかし、ピンチの裏にチャンスありである。早い時間帯で香川の先制点が決まり、日本は息を吹き返す。

ゴール前の落ち着きが持ち味の一つだった香川、さすがである。よく見るとすごいコースへシュートを放っている。ファーストシュートでこの落ち着き、世界基準である。

さらに追加点もいい時間で入る。絶好調の久保から岡崎のヘッド。岡崎は代表108試合で50得点目らしい。かなりすごい数字である。

 

久保裕也の活躍、本田は要らない

この試合もUAE戦同様絶好調だった久保。日本代表の3得点は全て久保の右サイドから始まった。久保は1ゴール2アシストの大活躍である。

久保のポジションは日本代表の主柱だった本田圭佑のポジションである右のアタッカーだ。この2試合とも本田から先発を奪い取った久保は、2試合連続得点し勝利に貢献した。わかりやすく結果を出した。「本田がいれば」なんてことは微塵も感じさせない活躍だった。

タイ戦では残り20分くらいで原口と交代で本田が入ってきたが、右に移ることなくそのまま左アタッカーでの出場となった。本田には広大なスペースでシュートを放つビッグチャンスが訪れたが、決めきれなかった。そのプレーは久保と違って力みが見られた。この辺りが試合勘の部分なのだろう。

この試合でももう、右サイドのファーストチョイスは久保裕也になったはずである。久保が本田から完全にポジションを奪ったなという感じだった。本田はクラブチームで試合に出ない限りチャンスは巡ってこないだろう。

 

中盤がない

快勝は快勝なのだけど、アジアレベルであって格下相手ということを忘れてはならない。タイは最終予選で唯一1勝もしていないチームである。

日本は相手が相手なら自滅しかねない戦いをしていた。選手たちもそれは自覚しているようで長谷部不在でキャプテンを任された吉田麻也

「自分たちで自分たちを苦しい立場に追い込んでしまったというミスが多くて、リズムを相手に渡してしまった感は否めないですね」

とコメントしている。>>吉田麻也、格下タイに快勝も反省忘れず「自分たちを苦しい立場に追い込んだ」 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

 

吉田が言うようにとにかくミスが多かったと思う。なんでもないパスミスが結構目についた。そういうミスのせいでリズムが出てこない。

日本の中盤はほとんど機能していないように見えた。得点を取って一息つける時間帯であるのに縦に急いでボールを奪われてしまう、というような戦い方だった。アジアレベルではパスを回してポゼッションサッカーができるチームだと思うのだが、どうやって攻撃を作っていくのかいまいち見えてこなかった。

 

川島、レギュラー奪還

UAE戦から僕は不安だった川島永嗣だが、この試合ではPKストップを果たし、存在感を見せた。あのPKストップは今後の得失点差を考えると大きなものになるかもしれない。UAE戦が最終予選の初出場になった川島だが、この試合でレギュラーを奪還した空気がある。(そもそも、4ー0快勝格下のタイが相手なのになぜゴールキーパーが目立ったのかというチームの問題はあるけど)

これで「Jリーグで試合に出るより、試合に出ずとも海外での質の高い練習をしている方が上」ということになるのだろうか。キーパーというのは精神的主柱という意味合いも大きいので、固定しておきたいポジションである。今回のPKストップは本当にチームにとっていい流れを作るだろうから、川島のレギュラーは確定と言ってもいいのではないだろうか。

ただ、僕は西川にもまだチャンスを与えて欲しいと思っている。個人的はフィードができるキーパーが好きだからだ。

 

おわり

これで日本はグループBの首位に立った。勝ち点はサウジアラビアと並んでいるが得失点差での首位だ。次は6月13日にアウェイでのイラク戦が待っている。自力での進出がほぼなくなってるイラクが相手なので確実に勝利しておきたいところだ。そのために今回の試合はいい反省材料して欲しいものである。

 

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