宮崎駿監督が引退を撤回。一体何度目の引退撤回なのだろうか?【新作準備中】

今日、宮崎駿監督が引退を撤回したとのニュースが話題になっていた。

www.yomiuri.co.jp

これは宮崎駿との盟友、鈴木プロデューサーが明らかにしたことらしい。この記事ではまだ疑問符がついているが、記事の内容を読むと引退撤回と言い切ってもいいだろうと思われる。

NHKスペシャルの時にちらっと映った企画書のことだろうか、昨年7月に長編映画の企画書が宮崎から鈴木に渡されたのだという。

「面白いかどうか判断してくれ」と渡されたそれが面白かったので、今制作しているというのだ。

 

知ってた

今回の引退撤回のニュースを受けてネット上のコメントでは「知ってた」「定期」などと言われている。

まあ、確かにいつも通りの宮崎駿という感じではある。全身全霊を注いで作品を制作し、空っぽになったから引退→何年か経つとまた表現欲求が溜まってきて作品制作、の繰り返しだ。この人は死ぬまでそうだろうと思う。

表現も欲望のうちだ。放ってはまた溜まりくる僕らの白くベタつく何かと同じように、欲望なんてものはそうそうなくなるものではない。

 

何度目の引退撤回?

宮崎駿の引退宣言というのは、僕の記憶のあるところだと『もののけ姫』の時だ。「本気のアクションを作れるのはこれで最後になる」と言っていた記憶がある。そこからは毎回「これが最後、引退」的なことを言っている気がする。

一体何度目の引退撤回なのだろうか。ネットでこんなページを発見した。

azuki-mattari.blog.so-net.ne.jp

ここによると、宮崎駿から最初に「引退」という言葉が出てきたのはなんと1986年『天空の城ラピュタ』の時らしい。この時「人生で最高に引退したい気分」とコメントしたのだとか。

2度目は1992年『紅の豚』の時。「86年を上回る引退の意思」だったのだとか。

そして3度目に僕の記憶にもある1997年『もののけ姫』が来る。

正直なところこれ以降の『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』、『崖の上のポニョ』、『風立ちぬ』は毎回引退を匂わせていた気がする。

千と千尋』は集大成と言われていたし、『ハウル』は千と千尋大当たりしたからプロデューサーが次作れ、だし、『ポニョ』はまだやるのか、でもさすがに最後だろう、だし、『風立ちぬ』は史実に基づいた初の大人のアニメ、本当にやりたかったこと、だし。

まあ『もののけ姫』以降は引退商法である。というわけで、作品ごとに匂わす宮崎駿の引退を多く見積もると7回になる。すげえぜ宮崎駿

 

風立ちぬ』の後は引退会見を開くほどの引退発表だったから、本当に最後かと思っていた。映画自体もこれまでのものとは全く違うものだった。最後だから本当に好き勝手にやったのだなと思った。

ただ、この引退発表でついたエクキューズが「長編映画は引退」ということだったから、次の映画はもしかすると長編ではないのかもしれない。そうすると引退撤回ではないから、これはまた微妙なところである。

 

おわり

そもそも、宮崎駿の引退撤回に「言ったことと違うじゃないか!」と批判する人はいないと思う。みんな宮崎駿の新作は見たいからだ。

今後また引退発表をするにしても「またまたぁ〜そんなこと言って数年後にはまたやるんでしょ?」と生暖かい目で見てあげるのが、宮崎駿の引退との正しい付き合い方なのだ。

 

 終わらない人だからね↓

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