【ボクらの時代】「日本人は四季を感動させたがるけど、四季はどこでもある」 厚切りジェイソン×SHELLY×パックン

今週のフジテレビ『ボクらの時代』は面白い組み合わせだった。

鼎談するのは厚切りジェイソンSHELLYパトリック・ハーランパックン)の3人だ。ジェイソンとパックンはアメリカ人、SHELLYはアメリカ人と日本人のハーフ。テレビ的には被っているので、あまり同じ番組で同時に見ることがない。

ジェイソンは日本に来て6年、SHELLYは国籍はアメリカだが神奈川生まれでほとんど日本人。パックンも日本が長い。3人とも日本とアメリカの両方を知っている立場だ。この目線からのトークが面白かった。

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ジェイソン「日本の文化に感動しないといけない場面がある」

日本でテレビに出る上でハーフと外国人では、どちらかといえば外国人の方がメリットが大きいのではとジェイソンが話していた。これは楽屋裏などでの芸能界のしきたりなどを間違ったとしても「外国人だから」ということで許される部分もあるからだと言う。

逆にデメリットはと言うと、「本当はすごくない日本の伝統文化に対して感動しないといけない場面がある」ということ。おお、結構深いところを話すなあと思った。SHELLYが「うわーすっごい裏の話」と相槌を入れていた。

例えば四季の話がそうだという。ジェイソンのコメントをまとめると

日本のここがすごいという趣旨の番組で、「日本は四季があるからすごい」という話があるが、アメリカにも季節は四つある。

ただ、そう言ったら全面カットにされるからその場に合わせる。だけど四季はどこでもあるよ

というもの。

アメリカ人という立場として、番組的に、「日本の四季に感動しなければならない枠」にはめられている感じがあるのだという。

ジェイソンはちゃんとその場に合わせると言っているけれど、本当のことではないという思いがあるからストレスは溜まるだろう。

 

四季はどこにでもある

SHELLYも厚切りジェイソンの意見に同意していた。外国人の方は結構これ言いますよねーと。「四季を感動させたがるけど、結構四季はどこでもある」と言っていた。

うーむ。確かに日本人は日本の四季に誇りを持っているところがある。日本のいいところと言われて「四季があるところ」という人は意外にいる。うちの社長とか。

僕は学もないし海外に住んでいたこともないからわからない。はっきりと季節が分かれているのは日本くらいなのかなあという印象だった。けれども思い返せばアメリカだって冬には雪が降っているし、夏は暑い。この振り幅があるということはその間もあるわけだ。

アメリカ人からすれば、四季があるという至極当然なことを「日本は四季があってすごいでしょ」と言われると微妙なウザさを感じるのだろう。

 

 

 おわり

今回の鼎談はすごく面白かった。よくある「外国人から見る日本」という趣旨の番組だと、とにかくテンションが高くて振り幅が大きいものを扱うものが多い気がする。僕はそいういうものは疲れるから見ない。

今回の3人の意見は、普通に生活している上での違いを落ち着いて話していたので、地に足のついた意見という感じがした。

これは全員がアメリカ国籍というところが良かったのだと思う。「その差にいちいち驚く」という立場の日本人がいないし、司会者のいないフリーなトークだから面白いのだ。

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