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【クレイジージャーニー】爬虫類ハンター加藤英明のマダガスカル島への旅。もっとも取れ高のあるクレイジージャーニー

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今週の『クレイジージャーニー』は爬虫類ハンターの加藤英明の旅。この人は爬虫類のDNAを研究している大学講師でありながら、極度の爬虫類マニアである。そのサンプルを取るため、見たことのない爬虫類を見るために世界50カ国以上を旅している。今回は2週にわたってマダガスカル島への旅だ。

 

マダガスカル島の爬虫類

マダガスカル島といえば僕などはすぐ芸人のゴージャスを思い浮かべてしまう。それ以外はアフリカの方のデカイ島というくらいの印象しかなく、全く知識がない。

今回加藤が向かうマダガスカル島というのは、野生動物の宝庫と言われている島であるらしい。生息する爬虫類のなんと90%以上がマダガスカル島の固有種なんだとか。

つまり、爬虫類マニアでありハンターである加藤にとっては天国のようなところなのだ。

 

幻の陸ガメと奇跡のカメレオン

今回の加藤の目的は2つの爬虫類を見つけること。

一つは「幻の陸ガメ」と言われているヘサキリクガメマダガスカル島の固有種でいて超がつくほどの絶滅危惧種であるんだとか。とにかく数が少ないらしい。

もう一つは「奇跡のカメレオン」と言われるラボードカメレオン。なぜ奇跡なのかというと、四つ足動物の中でもっとも寿命が短いと言われている生き物だからだという。その寿命は5ヶ月。短い。

 

 

加藤英明のハンターとしての腕がすごい

目的の2つとも、かなり貴重な生き物のようだ。そんな生き物をテレビが帯同している時に上手い具合に見つかるものだろうか?と思いながら僕は見ていた。

しかしそんな心配は無用、加藤は当然のように見つけてしまう。目的のものも、目的ではない貴重なものも。この加藤のハンターとして腕の良さに驚かされた。

僕は『クレイジージャーニー』をほとんど見ているけど、加藤英明はたくさんいるクレイジージャーニーの中でも、もっとも取れ高のあるクレイジージャーニーといってもいいと思う。バンバン見つけるし、人としても面白いのだ。

 

目がいい

とにかく加藤は目がいい。走っている車の中からでも、木の枝にとまっているカメレオンを見つけたりする。加藤曰く「動いていれば見つけられる」とのことだが、見つけるのはカメレオンやトカゲなど、草木と同化した体の色を持つ生き物だ。僕なんかはカメラが寄っていっても、すぐにはわからなかった。

 

知識をもとに絞り込む

爬虫類を見つけられるのは加藤の目の良さもあるが、その知識の豊富さもある。この時間帯は草むらにいるとか、木に登っているとか、研究しているだけあってとても詳しい。生体の特徴を把握しているのだ。

この膨大な知識をもとにポイントを絞って探しに行くから見つけられるのだ。初めて行く場所なのに地形などを把握して「こういうところにいる」といってポイントを探っていき、見事に爬虫類を見つけていた。

 

少年の心

見つけるまではすごい。さすが研究者といった感じで理論に基づいて獲物を見つける。しかし、その後にその威厳がすぐに崩れる。トカゲを見つけると、いきなりスイッチが入ってしまうのか、加藤はまるで少年のようになる。捕まえようと、いきなりトカゲに飛びつくのだ。そのせいで勢いで木に激突したり、すっ転んだりする。これがコミカルで面白い。

さらに面白いのが、そうしてまでしてもトカゲをなかなかゲットできないところである。「自分とトカゲとの勝負」とかなんとか言って自分の世界に入ってトカゲと対峙するがなかなか獲れない。真剣さが面白くなってくる。結局獲ったのは「まだ体温が上がりきらず動きが鈍いトカゲ」だった。

木の枝にとまっているカメレオンを取るときなどは、腕のあちこちを木の枝で切ってしまったり、指はカメレオンに噛まれてしまったり。生傷が絶えない。しかしそんなことはお構いなしだ。獲物を見つけた瞬間に夢中になってしまう加藤が面白かった。

 

マダガスカルの現実

僕たちは絶滅危惧種と聞くと保護しなければならない貴重な生き物という認識がある。しかし、マダガスカルのマーケットでは、そんな貴重な生物で作られた商品が売られていた。ほとんどが保護対象となっている生物だった。

その中には、なんと生きている絶滅危惧種の陸ガメも販売していた。ホウシャガメという陸ガメで、普通に2000円で売られていた。このホウシャガメという音は日本では20万〜30万で取引されているものだという。ちなみに2000円でも現地では高額である。マダガスカルでは平均的な月収が3000円らしい。

販売している店員(まだ子供)はホウシャカメが絶滅危惧種ということすら知らなかった。ここは密売ビジネスの温床になっているようだった。

 

おわり

加藤英明のマダガスカル島の旅は2週にわたってとても内容の濃い放送だった。加藤の爬虫類愛の熱さが面白い。それでいてアカデミックでもあった。ラボードカメレオンは小さくて可愛かったし、ヘサキリクガメはその生態が面白かった。ちょっと爬虫類に興味をそそられてしまった。

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