FIFAのファン・バステンがオフサイド廃止を検討中。オフサイドがなくなるとサッカーがどう変わるのか考えてみた

最近、サッカーファンにとっは不穏なニュースが入っていた。国際サッカー連盟FIFA)が、サッカーのルール改変を検討しているという。

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ファン・バステンが検討する改革案

現在のFIFAの技術開発部門の責任者に、元オランダ代表ストライカーのマルコ・ファン・バステン氏が就任しているらしい。昨年の9月にこのポストに就任したというファン・バステンはサッカーのさらなる発展のためにルール改変を視野に入れているらしい。

 

オフサイド廃止

ファン・バステンオフサイドの廃止を検討しているのだという。ニュースでも「FIFAオフサイド廃止を検討」という見出しになっていた。サッカーファンにとってこの言葉の意味は大きい。なぜならオフサイドというのは、現代サッカーを面白くしている素晴らしいルールだからだ。

 

オフサイドとは

オフサイドというのは、サッカーを見ていない人にはちょっとよくわからないルールかもしれない。

わかりやすい動画があったのでこれを参考にしてほしい。

www.youtube.com

 

オフサイドがなくなるとサッカーどう変わるのか考えてみた

この動画の最後にあるように、オフサイドがなくなってしまうと、攻撃側は相手ゴール前でずっとボールを待ちかまえるという戦術が出てくるだろう。ゴール前でロングキックでボールが飛んでくるのを待ち伏せしていればいいのだ。そして守備側はそれを防ぐためにゴール前にディフェンダーを密集させるだろう。

そうなると、攻撃側がゴールを奪うためには背の高いバレーボールの選手か、体の強いNFLの選手を何人かゴール前に置くのが合理的になってくる。ターゲットになりやすく、体の強いその選手めがけて後方からロングキックでボールを蹴ってヘディングでゴールを狙うという戦術になるだろう。体格に恵まれた選手しかフォワードを勤められないだろう。

当然そうなると守備側も背の高い選手、体が強い選手を並べるはずだ。彼らは別にピッチを走り回る必要はない。ゴール前で飛んできたボールに反応すればいいだけなのだ。そういうことに特化した選手が選ばれるはずだ。

コーナーキックとかフリーキックとか、セットプレーがずっと続くようなものになってしまう。そしてそれはもうサッカーではない。

 

オフサイドがなくなると、僕もまだ想像できない戦術が色々と出てくるだろうけど、その戦術もすぐに陳腐化して行く気がする。「結局はデカくて強いやつがいればいい」と言うところに落ち着いてしまう気がする。

というわけでオフサイドがなくなると、これまでドラマを生んでいた個人技のドリブルや組織的な華麗なパスワークなどがサッカーから失われていくだろう。そんなことをしていても点が取れないからだ。

デカくて強いやつだけいればいいので、サッカーで活躍できる選手の幅というのが一気に狭まると思う。そうなるとサッカーをやりたいという子供たちも減っていき、サッカーは衰退するかもしれない。

オフサイド廃止はそれくらい大きな影響のあるルール改変だと思う。

 

 

おわり

オフサイド廃止を検討しているのが、サッカーの歴史に名を残している偉大な選手、ファン・バステンというところが本当に驚きである。一体何を考えているんだファン・バステンは。

オフサイドというルールが出来上がったのは150年も前だと聞く。なぜ150年前にオフサイドというルールが導入されたのか、そしてなぜ150年もこのルールが続いてきたのか、FIFAファン・バステンには改めて考えてもらいたいものである。

 

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