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清武弘嗣のセビージャでの挑戦、終わる。柴崎岳はリーガ2部テネリフェへ。

サッカーの冬の移籍マーケットが終わった。スペインリーグが好きな僕にとっては残念なニュースが入ってきた。清武弘嗣セレッソ大阪復帰と、柴崎岳の1部ラス・パルマス破談だ。

 

清武のセビージャでの挑戦、終わる

何と言っても残念なのが清武が日本へ戻ってしまったことだ。セビージャでの清武の成績は4試合1得点。出場機会に恵まれなかった。かなり厳しい結果ではある。

しかし清武は移籍当初からのプレシーズンでは活躍していたし、それほどフィットしていない、通用していないという感じでもなかった。それだけに余計に残念である。

 

ただ、セビージャというハードルが、リーガへの初挑戦としては少し高すぎたというのは事実だ。

清武は移籍時に「ドイツでレギュラー確定で出場していたが、スペインではポジション争いをしに行く」と言っていた。

確かにセビージャというチームはこれまで清武がいたチームよりは強豪である。さらに、清武が加入したシーズンになぜだか中盤の選手を大量補強していた。というわけでライバルだらけなのだ。そこへ自ら身を置き、成長しようと考えていたのだろう。

移籍時のwowowでのこのインタビューが強く印象に残っている。

この時の清武のインタビューは非常に頼もしかった。

インタビュアーに、清武が中盤争いするであろう選手たちを列挙されると、「まず今言われた選手たちは、誰も知らないですし」とポジション争い上等というような強い口調で返していた。本田圭佑のように案外強気な姿勢の人なんだなと知った。

けれども、この後に清武も”知ってる”であろう優れたサッカー選手であるサミル・ナスリマンチェスター・シティから加入してしまった。これが誤算だったのではないだろうか。

 

ナスリはすぐにセビージャでレギュラーとなりチームの中心となった。

チームの中心がいる中で大勢でレギュラー争いをするのと、大勢でチームの中心を競い合うのとでは訳が違う。

セビージャはシーズンの半分を終えた今、バルサと並んで2位につけている。アトレティコよりも上だ。今や優勝を狙える強豪となったシーズンなのである。

清武は出場すれば悪くない活躍をしていたが、それと同時に、軽すぎるプレーというのも見せていた。中盤低い位置での軽率なプレーでボールを奪われてしまうことがあった。ほんのワンプレーではあるのだけど、あれは結構印象に残っている。

 

今シーズンのセビージャではレベルが高すぎたのかもしれない。まあ移籍するだろうなとは思っていた。

噂のあったバレンシアへレンタルか、ドイツへ戻ったりするのかと思っていた。それがまさか、日本に戻ってしまうとは。

清武は27歳というサッカー選手では脂の乗り切った年齢でもあるので、僕としては今回のセレッソ復帰は非常に残念である。

 

柴崎はリーガ1部破談、2部へ

こちらも残念だったのが柴崎のリーガ1部、ラス・パルマス移籍の破談だ。

柴崎はスペインへ飛んだというニュースがあったし、ほとんどラスパルマスで確定みたいな感じだった。しかしギリギリになって破談。移籍マーケットではよくある話だけれど、やっぱり残念である。

柴崎がいく2部テネリフェというチームは現在リーガ2部で6位につけている。1部昇格は狙えない範囲でもない。

ただ、僕はリーガを6〜7年見ているがその存在を初めて知ったチームである。1部に上がっているのを見たことがないし、カップ戦でも勝ち上がって来たのを見たことがない。

テネリフェというのは島らしい。ヨーロッパの楽園と呼ばれているんだとか。

samuraisoccer.doorblog.jp

めちゃめちゃリゾート地である。いいなあ柴崎。

しかしサッカーをやるという点では厳しい。なんせアウェーの試合の時の移動距離が半端ない。

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赤いピンがカナリア諸島テネリフェ島。スペインから遠く離れている。カナリア諸島ってこんなところにあったのか。アフリカ大陸の方が近いんだな。これは移動は辛いだろう。

柴崎には1年でなんとか結果を出して欲しいものである。

 

言葉の壁

やはりリーガは日本人にとって難しかった。これを清武がまた証明してしまった。

なぜ日本人はリーガで活躍できないのか?

これはサッカーの技術の差もあるだろうが、どうやら言葉の壁も大いに関係しているようだ。

この記事が興味深い↓

【小宮良之の日本サッカー兵法書】日本人がスペインで輝けない原因・乾がエイバルで活躍できる理由 | サッカーダイジェストWeb

リーガに来る選手は南米はアルゼンチン、ブラジルからヨーロッパはポルトガル、イタリア、フランスからとサッカー強豪国ばかりで幅広いが、これらの国々はスペイン語と語源が同じらしい。

なのでサッカーで使われるような言葉はすぐに理解できるし、日常会話もそれなりにすぐに溶け込めるらしい。

というわけでスペイン人たちは「外国人選手でも3ヶ月くらいでスペイン語を話せて当然」と考えているらしいのだ。

これは厳しい。非常に厳しい。

たしかに言われてみればリーガには、サッカー強豪国であるイギリスの選手がいない。活躍しているイメージがない。これにはイギリス人選手が英語を喋るということが原因になっているのだとか。

リーガにイギリス人がいないことを考えると、日本人が活躍できないこともサッカーの技術よりも言葉の壁の方が大きいと言えるかもしれない。

 

おわり

リーガのもう1人の日本人、乾貴士はエイバルでレギュラーに定着しつつある。

スペインでもバスク地方という特殊な地域にあるエイバルで頑張る乾が成功している理由の1つも、言葉の壁が関係しているのではないかとサッカーダイジェストの記事は伝えている。

清武のドイツからスペインのアンダルシア地方へ移籍は言語の意味でも難しさがあったのだろう。

柴崎には、海外初挑戦ということで一からスペイン語をきちんと学んで頑張って欲しいと思う。

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