【クラブワールドカップ2016】レアル・マドリード対鹿島アントラーズ/鹿島大健闘。いいものを見せてもらった

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昨日は日本中が湧いた。サッカーファンならずともこの試合のニュースは耳にしたはずだし、多少なりとも興味を引いたはずだ。

18日にクラブワールドカップ2016の決勝、レアル・マドリード鹿島アントラーズの試合が行われた。

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90分では引き分け

延長までもつれ込んだ試合は、4-2でレアルが勝利した。

結局優勝したのは前評判通り、というか普通にレアル・マドリードなのだが、鹿島アントラーズにはいいものを見せてもらった。なんてったって90分では引き分けだったのだ。

 

早い時間に先制点を奪われて「まあ、やっぱりそうだよね」と思ってしまったが、これが逆に良かったようだ。

その後はしっかり体を寄せてブロックを形成するディフェンスを続けた鹿島。フィニッシュまでは持って行かれるが、点は奪われない展開。準決勝と一緒だ。

レアルは早く点が取れたからちょっと安心しながらサッカーをしていたと思う。クロースとかマルセロが普段では見たことがないようなイージーなパスミスをしたりしていた。こういうミスは決して多くはなかったけど、ちょっと締まりが無い感じがした。

そこへ柴崎の前半終了間際のゴールで、なんと1-1で折り返せる展開。後半にレアルが本腰を入れてくると思いきや、後半の序盤にまたしても柴崎のゴール。

その後、当然レアルは猛攻を仕掛けて来たけど、これをを防いでいたのがすごかった。曽ヶ端のセーブやセンターバックの2人の粘りでなんとか踏ん張った。まあPKはしょうがなかった。

 

鹿島アントラーズは現時点でもやれるという、日本のサッカーの可能性を見せてくれたと思う。

 

実力の差

どうしたって実力の差はあった。解説の元日本代表監督岡田武史さんは「だって年棒が違いますもん。」と言っていた。

普段からドリブルで仕掛けることが多いルカス・バスケスはわかるけど、ベンゼマとかマルセロとかクロースとか、普段からドリブル突破が少ない選手たちにサイドで突破を許していた。

左サイドで2人くらいは平気で抜いていくクロースやマルセロを見て、改めて実力差を感じた。

 

昌子源西大伍

2得点の柴崎が素晴らしいのは当然のことだが、やはりこの試合では昌子源西大伍がすごかったと思う。

昌子は対人ディフェンスの強さが世界にも通用するということを証明していた。ベンゼマクリスティアーノ・ロナウドにやられていなかった。早いところ海外へ出てプレーして欲しいなと思う。

西大伍もすごかった。日本にあんな選手いるんだと驚いた。ボールさばきの落ち着きが半端じゃなかった。自分のテクニックに自信があるのだろう、レアルのディフェンスを難なくいなしていた。

サイドバックにああいうボール扱いのうまい選手がいると攻撃に幅が出る。ちょうどバルセロナのセルジ・ロベルトみたいな感じだ。

 

柴崎と昌子、西の2人はなぜ日本代表に呼ばれていないのだろうか。まあこの試合はハリルホジッチ監督も観戦していたし次に呼ばれることは間違いないだろう。

 

主審のフェイント

2-2の同点でしのぎを削る最中、主審の不可解な振る舞いがあり、この試合唯一のケチがついてしまった。

延長も見据え出した後半終了間際、セルヒオ・ラモスが金崎を倒す。このプレーに胸に手を持って行きながら詰め寄る主審。

「イエローだ!ラモス2枚目、退場や!」

誰もがそう思ったと思う。

しかしカードは出されなかった。主審は胸ポケットに手をかけてから、ラモスが2枚目だということを思い出したようだった。

主審「はいイエローイエロー。ん?ラモスじゃん。あれこいつ2枚目だっけ。………。うーん退場するほどではないわ。」

みたいな感じだ。

 

なんのジェスチャーもなく笛を吹くだけで詰め寄るならいい。「カードでないのかー」程度で収まる話だ。

けれども主審は胸もポケットに手を入れていた。僕はこの仕草をしたのにカードが出ないというのは初めて見た気がする。

なんのためにしたのだろうか。やっぱり、ラモス退場を意識して引っ込めたと言わざるを得ないだろう。

スペインでも「なぜカードが出なかったのか?」と主審に対して批判の声が上がっている。

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あそこでキャプテンのセルヒオ・ラモスが退場していれば、試合の結果は変わっていたかもしれない。悔やまれる。

 

おわり

鹿島には本当にいいものを見せてもらったなあと思う。僕は久しぶりにテレビの前で熱狂的に応援していた。一人で見ていたのに、声をあげながら見ていた。

 

クラブワールドカップ準優勝というのは素晴らしい結果である。この経験と賞金を踏まえて、鹿島にはもっと強いチームになって欲しい。ジーコがいた頃みたいにビッグネームを1人2人買ってきて、Jリーグを盛り上げて欲しい。

ビッグネームを使いつつ自分たちらしさのあるサッカーというのは鹿島アントラーズならばできるはずだ。

 

 

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