読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【クラブワールドカップ2016】鹿島アントラーズ×アトレティコ・ナシオナル/歴史的瞬間と記憶に残る3つのゴール

サッカー

f:id:slices:20161215182715j:plain

昨日は歴史的瞬間を目にした。サッカーのクラブワールドカップ鹿島アントラーズが決勝まで駒を進めたのだ。日本のクラブでは初めてのこと、さらにアジアでも初めてのことらしい。

クラブワールドカップとは、世界のクラブの中の一番を決める大会とはいえ、実質は欧州王者と南米王者の対決であった。そこへ鹿島が待ったをかけたのだ。

鹿島は南米王者のアトレティコ・ナシオナルになんと3-0で勝利している。

 

ビデオ・アシスタント・レフェリー

僕はこの試合を見るつもりはなかった。昨日のブログを書いていたらたまたまテレビで放送していたので片手間で見ていた。

すると、テレビから「歴史的瞬間です!」的な声が聞こえてきたので見入ってしまった。

何が歴史的瞬間なのか?

なんでも、今回のクラブワールドカップではFIFA主催大会で史上初めてビデオ判定のシステムが導入されているらしい。

そしてこの新しいシステムが鹿島×アトレティコ・ナシオナル戦ではじめて発動したのだ。

VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)

FIFA主催の大会で初導入
PK、退場、選手の誤認など微妙な判定の時に主審とビデオ判定室で映像を確認

 

場面は鹿島のフリーキック。クロスに合わせて走る鹿島の選手をアトレティコの選手が足を引っ掛けて倒していた。倒れていなかったらボールに絡んでいた可能性があるので悪質なファールとしてビデオで判定され、さらにペナルティーエリア内だったのでPK判定となっのだ。

これを落ち着いて決めた鹿島。なんと鹿島が南米王者に対して先制点を取ったのだ。

 

日本代表が見習いたい戦い方

昨日の鹿島は見事だった。やられそうでやられない。というか、やられまくっていたけど点だけは取られていない。勝負に弱いイメージのある日本のサッカーとは真逆のような、おいしいところだけを持って行く試合巧者なサッカーをしていた。

特に前半はやられまくっていた。圧倒的にアトレティコ・ナシオナルのゲームだった。アトレティコに何度のゴールチャンスがあっただろうか。しかし、そんなピンチはゴールポストが救ったり元日本代表ゴールキーパー曽ヶ端が防いでいた。

アトレティコの選手からすれば「内容でも圧倒しているし、いつか取れるだろ」と思ってしまいがちな、緊張感の抜ける展開である。

 

そこへ初のVARシステムでまさかの鹿島の先制。焦り始めたアトレティコの後半は、前半よりもゴールチャンスを作れていなかった。

逆に鹿島は後半は前半よりも積極的だった。守備では前半は緩く見えたボール際の間合いをしっかりと詰めていたと思う。疲れが見える中でも、中盤のコンパクトさは変わらなかった。疲れの見える選手を早めに変える、先手先手の采配が素晴らしく、チームは規律を保っていた。

 

昨日の鹿島の戦い方を見ていて、日本代表も戦い方はこれがいいじゃんと思った。井原とか秋田とか、Jリーグで世界のフォワードと渡り合っている屈強なディフェンダーがいて、攻撃は中田というファンタジスタがいて、神がかったセーブを連発する川口がいた頃の日本代表を思い出した。

 

3点とも記憶に残る

アジア勢初の決勝進出、VARシステム発動と歴史的な試合であった。それに加えて鹿島のゴールは3点とも記憶に残るゴールだった。

まず先制点のVAR判定によるPKは言わずもがなだ。サッカーの歴史で今後続いて行くであろう画期的なVARシステムの初めての活躍だ。間違いなく歴史に残るし、記憶にも残る。

www.youtube.com

 

鹿島の追加点。これも素晴らしいゴールだった。まず柴崎のクロスが素晴らしかったが、こぼれた後のボールの処理が日本人離れしていたと思う。大体の選手は焦ってしまうと思うのだが。

www.youtube.com

うむ。美しいゴールである。こういうヒールキックでのゴールは相手チームを侮辱するといった印象のあるものが多いが、このゴールは違う。このこぼれ球はこうするのがまさにベストだ。記憶に残る、おしゃれなのに相手を侮辱しない優雅なゴール。

 

おまけといってはなんだが、鹿島のダメ押しのゴールも記憶に残るだろう。なんてったって鹿島の決勝進出をほぼ決めたゴールだ。

交代して入ってきてファーストタッチであるし、決勝で当たるであろうクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスもあり話題性がある。記憶に残る。

www.youtube.com

まず金崎の抜け出しが素晴らしかった。1対1で競り勝つ体の強さを見せた。

まあこのクリロナポーズは優しい目線で見てあげたい。ジャンプして着地した後の体のブレが気になってしょうがないが、逆にこれはこれまでクリロナが見せてきたこのポーズの素晴らしさを証明するものなのだ。

交代して入って全然疲れていないはずの選手でもこのポーズをすると普通は体がブレてしまうのである。一方クリロナは走り回って走り回った後に決めたゴールでのこのポーズでも体がブレているのを見た事がない。

このゴールパフォーマンスはスポーツには重要とされる体幹の違いを示すポーズだったのだ。

 

おわり

さて本日は欧州王者、絶対的優勝候補レアル・マドリードが準決勝を戦う。

今は新しいパフォーマンスをしていたりもすけど、クリロナ体幹の力を見せつけるゴールパフォーマンスは観れるのだろうか。

広告を非表示にする