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【リーガ2016/17バルセロナ対レアル・マドリード】伝統の一戦クラシコはイニエスタが復帰して存在感を見せた

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昨日バルセロナレアル・マドリード伝統の一戦クラシコが行われた。バルセロナホーム、カンプノウで行われた今シーズン初のクラシコだ。世界中のサッカーファン6億5000万人が見ると言われている大注目の一戦は1ー1のドローに終わっている。

 

アグレッシブな展開、中盤不在

バルセロナは最近ではあまり見た覚えがないくらいのアグレッシブな守備から始まるサッカーをしていた。やはりライバルレアル・マドリードとの対戦では気合の入り方が違うなと思わせた。

当然レアルもアグレッシブにくる。これによって試合は中盤のパス回しが少ない攻守に目まぐるしい展開になっていた。ショートカウンターのやり合いという感じだ。特にバルサの方が中盤ではやられていて、パス回しが少ない。

ペップが去りいろんな監督を経て、ルイス・エンリケ監督になってからは特に何度も思っていることだけど、バルサポゼッションサッカーは終わってしまったのだなとまた改めて感じた。やっぱりこれは寂しいことだ。

 

メッシ、スアレスネイマールバルサの3トップは強烈で、すごいものを見せてくれることには変わりはないけど、その土台である中盤が存在しない前半戦だった。

バルサの中盤、アンドレ・ゴメスとラキティッチの二人は守備要員という感じ。まあイニエスタが怪我ということと、新戦力がまだフィットしていないということで、とりあえず現状は守備を固めておくということだったのだろう。攻撃的なバルサではなかった。ホームなのに。というか攻撃的じゃないバルサなんてもうバルサじゃないだろと思う。

まあしかしレアルの中盤、特にモドリッチがすごかった。攻撃の選手だけど守備もすごい。サッカーセンスのみでやっている感じがする。

バルサの二人はとにかく頑張るという感じだが、モドリッチはクレバーに守備をこなしていた。この試合のマンオブザマッチモドリッチだと思う。

 

イニエスタの存在感

後半早々にバルサがセットプレーで先制。その後にイニエスタが出てくるというバルセロナにとってはかなりいい展開になった。イニエスタの復帰は約1ヶ月ぶりだ。この間にバルセロナはリーグで失速した。

やっぱりイニエスタが入ると変わってくる。面白いものでバルサのサッカーだなという感じになってくる。

イニエスタのホールタッチが生きる。中盤で1対1で勝負するというドリブルではなく、相手の守備陣形をずらすドリブルが効果的。バルサの攻撃のエンジンかがかる感じだった。

昨日の試合のイニエスタの全タッチ集があった。

www.youtube.com

中盤で相手の間に入って、よく顔を出してボールを受けるシーンが多い。怪我明けなのに調子は良かった。ポジショニング、技術、プレー選択のセンスが素晴らしい。イニエスタの動きによって周りの選手が動き出す。これで攻撃のリズムが出てくるのだ。

 

イニエスタは相手を引きつけてからのネイマールへのパスとメッシへの強烈なスルーパスの2度の決定機を作った。上の動画ではネイマールのチャンスは0:50から、メッシのは2:20ほどから。メッシへのスルーパスはしびれる。

バルサとしてはこれを決めておかなかったのが悔やまれる。特にネイマールのは最後の一枚を抜くまでは完璧だった。

ネイマールが一枚抜いた後、ちょうどカメラーワークも相まって俯瞰で見ている観客にもシュートコースが見えた。あの距離感でファーサイドがガラ空き。もらったと思った。それがあの大外しである。ネイマールのシュートは気持ちが入ってしまったのか、かなりの力みようだった。

 

 

おわり

決めるところを決めておかないとこのレベルでは厳しい。終了間際の90分にセットプレーで追いつかれてしまうバルサ。印象としては負けたような気になってしまう引き分けだ。

そもそもレアルとの勝ち点差6で臨んだ試合。バルセロナは勝利以外ありえなかった。この失点によって目の前まで来ていた勝ち点3は失われた。

それにしてもバルセロナのセットプレーの守備の緩さは相変わらず(このシーンだけかもだがフリーの選手大杉)であるし、セルヒオ・ラモスの勝負強さも相変わらずである。

ラモスにはこの勝負強さをスペイン代表だけに温存させておいて欲しいものである。

 

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