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【アメトーーク】「スゴイんだぞ!西野さん」東野幸治の絶妙な悪意で繰り広げられたドタバタコメディー

テレビ、ラジオ

昨日のアメトーーク東野幸治の持ち込み企画だった。東野の持ち込み企画はハズレがない。以前あった「どうした品川」は名作である。

今回は「スゴイんだぞ!西野さん」というタイトルで、最近のキングコング西野亮廣の活動を絶妙なバランスでいじっていた。

f:id:slices:20161021191647p:plainhttp://matome.naver.jp/odai/2147699461945095601

 

西野亮廣について僕が感じていること

僕はテレビに出ている芸人西野については、多くのネット民と同じように嫌いである。まあ、嫌いというか興味はない。

フジテレビの「はねるのとびら」は僕の好きな感じの笑いではなかった。M-1では枠が一つ減ってしまうからキングコングは決勝の最後の3組まで勝ち上がって欲しくなかったことを覚えている。漫才のネタはどれも大差ないだろうなという感じがあった。

だから芸人としての西野亮廣のことはよく知らない。

けれども、クリエイターとしての活動は本当にすごいと思っているし、面白いと思う。”笑える”面白さではなく、”興味深い”面白さだ。

 

この西野さんの活動を知ったのはyoutube岡田斗司夫氏との対談を見たときだ。絵本をクラウドファンディングで作るというような話だったと思う。

「僕が面白いと思わない芸人が絵を描いていてその絵は素晴らしい」ということはこの動画を見る前から知っていた。

そんな事前情報があり、岡田斗司夫氏の動画にはまっていた頃だったから何気なく見てみた動画がこれだ。

www.youtube.com

 

動画を見てみるとイメージが変わった。西野さんはただの演者や表現する側という存在ではなく、すべてを自分でやりたいという人だった。

作品を作ってその売り方まで周到に考えていた。その考え方はもう芸人の枠には収まっていない。

芸人としてみると違和感があるかもしれないけど、クリエイターとしてみると、とても面白い人だった。僕は西野さんの活動をとても尊敬しているしすごいと思う。

 

「スゴイんだぞ!西野さん」

で、そんなクリエイター西野をアメトーークにひっぱり出して、芸人がいじってしまおうというのが今回の企画だ。

それも東野幸治の持ち込み企画である。神回と言える内容だった。

 

東野幸治は企画タイトルの通り、「西野はすごい!」という立場をとる。そしてひな壇にアンチ西野のような立場で芸人が並ぶ。ひな壇芸人は西野の活動に「芸人として違うんじゃなかいか?」という感じで悪態をつき、いじる。このような構図だ。

東野の、西野をリスペクトしている立場を使ったいじりが最高だった。本来は西野の味方であるべき立場で西野をいじる。非常に悪意があって東野らしい。いじるというか面白がる感じだ。その毒づき方のタイミングとバランス感覚が秀逸だった。

東野幸治の根本にある悪意と「ただ、面白い方に行ってやろう」という笑いに純粋で貪欲な感じが凄まじかった。

 

西野さんの素晴らしい活動

ここ数年で異常なる盛り上がりを見せている渋谷のハロウィンでは、次の日には渋谷がゴミだらけになってしまうらしい。

じゃあそのゴミを片付けるイベントをしようじゃないかと西野さんは発案、実行。結果、ハロウィン後の渋谷は「一年で一番きれいだった日」になったようだ。

西野さんの活動は単純に素晴らしいものだと思う。そして素晴らしい発想のイベントだ。

 

しかし、渋谷が一年で一番きれいと言えるくらいになったのはもう一つ理由がある。

西野「ハロウィンはゴミがひどいからゴミ拾いをしよう。普通にゴミ拾いしてもつまらないから楽しいイベントにしてしまおう!」

西野アンチ「なんか西野がゴミ拾いしていい人ぶろうとしてるから邪魔しようぜwww」

結果、西野さんがハロウィンの次の日の朝に大勢の人を引き連れてゴミ拾いをしようとしたものの、その時には渋谷の街はあまりゴミが落ちていなかったという。まさかのアンチがいいことをするという優しい世界。

もはやゴミを探すレベル。ゴミを自分たちで作るレベル。

西野さんの計画では、拾ったゴミでアートを作ろうというイベントだったらしいが、ゴミが少なかったため、それはそれは小さなアートが出来上がったのだという。

 

で、この一連をいじって笑うアメトーーク。そこにはなんと言えばいいのか、いい感じの笑いがあった。この一連で笑える感じの世界観って素晴らしいなと思った。ドタバタコメディのような笑いだ。

 

おわり

西野さんがかっこつけるところ、本来それは意味だけ取ると、説得力があって為になる言葉だったりする。

しかしアメトーークの芸人たちはそれをいじって笑いにする。芸人たちがトークテクニックでものごとの見え方を変えてしまうのだ。会場もそれについてくる。そのことに腹をたてる西野さん。

この一連がしっかりバラエティーパッケージになっているのだ。

 

それでいて核となっているクリエイター西野亮廣のコンテンツは素晴らしいものなのだ。だからこそ”いじり”は”いじめ”に見えない。なんか丁度いい。丁度いい笑いになっている。

久しぶりに笑い疲れる夜だった。

 

 

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