【リーガ16/17】バルセロナが7節終了時点で早くも2敗目。ローテーションしすぎの敗戦はカンテラーノ不足が原因?

バルセロナは週末に行われたリーガエスパニョーラ第7節でセルタにアウェーで敗戦。今季早くも2敗目を喫した。

バルセロナチャンピオンズリーグが始まると、かなりローテーション(選手の疲労を考えて選手選考)を意識した先発メンバーになっている。その、ローテションをした試合での敗戦が続いているため、バルサはローテーションしすぎではないかという疑問が持ち上がっている。


早くも2敗。その内容。

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バルセロナはリーガはまだ7試合しか消化していないにもかかわらず、2敗もしている。最近のバルサのシーズンではあまり見ない展開だ。

 

 3節、アラベス

まず衝撃的だったのが今季初黒星。3節のアラベス戦だ。アラベスは昇格組。少なくともここ6年ほどは1部でやっていない。僕は初めて見るチーム。格下も格下だ。

この試合は代表ウィーク明けというバルサはいつも弱い条件であった。

バルサはメッシ、スアレスネイマールの3トップが南米の選手。代表があるとヨーロッパから南米へ移動するわけだ。移動距離が多く気候の変動も大きい。これがコンディションに影響するのだ。というわけでバルセロナは例年も代表の試合があった後は調子を落とす。

対してアラベスは代表選手はいなかったと思う。この試合に向けてかなりの準備をしてきていた。

代表戦の疲れがあり、この試合の後の週中にはチャンピオンズリーグの試合もある。さらに相手が格下ということでバルセロナは大幅に選手を変えてこの試合に臨んだ。僕はかなりいい補強ができた今シーズンなのでそれほど心配はしていなかった。

が、しかし。イニエスタ、メッシ、スアレスという主力を休ませたバルセロナは1-2で敗戦。

キーパーやサイドバックも今季補強したばかりのシレッセンだったり、ディニュだったり、全く違うチームのように見えた。チームが見るからに連動していなかった。

 

7節、セルタ戦

そして直近のリーガの試合、第7節のアウェーでのセルタ戦は前半に3点取られるという大失態。後半にギリギリまで追いついたものの3-4で敗れてしまった。

この試合もキャプテンのイニエスタセンターバックマスチェラーノをローテーション。メッシは怪我で離脱中。どこか締まらないバルセロナだった。

後半にイニエスタを投入すると2点差までに追いつくが、ゴールキーパーテア・シュテーゲンが信じられないミス。

バルサの哲学としてキーパーから繋ぐという考え方があるが、このパスはいただけない。他にパスコースはあるので、わざわざ浮き玉を使う必要はなかった。追いついてきて上向きになった試合のいい流れを断ち切ってしまう失点となった。

この後ピケがこの試合2得点目を上げるが反撃はここまで。これで今季2敗目。昨シーズンにもセルタにはアウェーで敗れている。苦手意識がついてしまった。

 

カンテラーノがいないからねー

ローテーションすること自体は非常にいいことだ。ルイス・エンリケ監督がなぜこれほどローテーションを意識しているのかといえば、昨シーズンの反省故である。

昨シーズンは主力選手たちに疲れがたまってきたシーズン後半にバルセロナは一気に崩れてしまった。チャンピオンズで負け、リーガでも勝ち切れない。

トーナメントであるチャピオンズはそれだけで終わり。リーガは前半の勝ち点の貯金があったため何とか優勝できた。ただ、「確実に優勝できる」と思われた勝ち点差貯金が一気になくなってしまって不安を感じたのを今でも覚えている。

 

この反省から、今シーズンは素晴らしい補強をしたし、ローテーションを意識している。うん。ここまではいい。

ただ、ローテーションして出てくる代替選手がなかなか結果を残せていない。それが問題。

 

主力の中に1人だけ新戦力とかならうまく回るし、新戦力のいいところも出るのだが、2人以上になってくるとチームのリズムが少しづつ狂っていくのではないかというふうに見える。

これまでのバルサ(僕が見てきたここ5〜6年間)はチーム自体がカンテラーノ(下部組織出身選手)主体だった。その主体があった上で、フォワードやキーパーなどポイントごとにアクセントになる選手を他のチームから高いお金で買ってきてチームのいいバランスを作っていた。

そして他から買ってきたスペシャルな選手たちの控えはカンテラーノだった。カンテラーノは小さな頃からバルセロナでやっているため、スペシャルなプレイはできないとしても、チームにフィットする働きはできるのだ。

 

今シーズンのバルセロナは他から買ってきた、いい選手が増えたのは間違いない。しかしその代わりにカンテラーノが減ってしまった。この辺りにジレンマがある。

他のチームとちょっと違うタイプのサッカーをするバルセロナは、いい選手であってもフィットするのに時間がかかる。バルサのサッカーになれる期間が必要なのだ。

控えとしてもいい選手は増えたのだが、まだまだバルサのサッカーに慣れている選手が少ない。この段階でカンテラーノでない控え選手をローテーションしてしまうと、チームとしてのまとまりが欠けてしまうのだ。

 

おわり

今週はまた代表ウィークである。代表ウィーク明けに弱いバルサという条件がそろってしまう。

ホームでの試合だし、メッシが怪我から戻ってくるという可能性が高いので、それほど心配はないけれど、もしかするともしかする。

バルセロナファンにとって、今シーズンは序盤から目が離せない。

 

 

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