読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【クレイジージャーニー】ラスベガスの抱える闇「地下住人」の実態に丸山ゴンザレスが迫る

テレビ、ラジオ

僕の数少ない友達はテレビを見ない人ばかり。「最近のテレビって何か面白い番組あるの?」という質問をされることがあるが、そんな時に真っ先に挙げるのがこのクレイジージャーニーだ。

映像的な興奮もあるし、知的好奇心も満たしてくれる素晴らしい番組である。

最近は初登場の旅人が多かったが、今週はクレイジージャーニー常連の丸山ゴンザレスの回。安定した面白さがあった。

 

ラスベガスの抱える闇「地下住人」

ラスベガスと言えばカジノである。世界中から人が集まりカジノに興じる。国策としてそういうことをしている。儲かっていて華やかなイメージのある都市である。

そんな街にも、ホームレスがいる。それも地下で暮らしているらしい。今回は危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスが現地に向かい、その「地下住人」に取材をしていた。

 

現地に着くと情報収集。道に座っているホームレス風のおっさん(バルセロナの帽子かぶってた!)に話しかけるゴンザレス。

ゴンザレスの拙い英語は通じないものの、とりあえすは地下水路に住んでいる人々がいると情報を得る。

すぐにそこへ向かうのだが、この場所が非常に興味深い場所だった。「WELCOME LASVEGAS」という看板がある有名な観光スポットの真下にある地下水路なのだ。

横2、3メートル、縦は2メートル弱ほどの割と大きめな地下水路。鉄柵などは入り口周りにしかなく、交通量の多そうな道路から誰でも入っていけてしまうような場所にあった。

 

水路の入り口はゴミだらけ。そしていきなりクレイジーな映像が。

水路の壁にう◯こがなすりつけてあったのだ。定規のメモリのように律儀に縦に連なっている茶色い線。それは全てう◯こであるらしい。そういえばちょう腰あたりの高さにある。

これは何なのかというと、薬物中毒者などが起こす問題行動の一つであるらしい。のっけから危ない雰囲気が漂っていた。

 

コンビニで働くおっさん

入りやすそうな綺麗な方の水路に躊躇なく進んで行くゴンザレス。さすがは危険地帯ジャーナリストである。

すると割とすぐに地下住人はいた。意外にも立派なベッドに寝ていたのは、コンビニ夜勤で生計を立てているという白髪のおっさんだ。

以前は結婚していて子供もいて立派に自分で店を構えていたがそれが潰れてしまい、今は地下で暮しているという。いわゆるホームレスだ。

きちんと働いているのにも関わらず、「節約になるし、いろいろな煩わしいことから解放されるから」と4年も地下水路に住んでいるらしい。離れる気もないようだ。

 

心が病んでしまった元軍人

噂の通りラスベガスの地下水路に住んでいる人々はいるようだった。別の場所も回るゴンザレス。そこには心が病んでしまったという元軍人が暮らしていた。

最初の地下水路に比べるとそこは治安が悪かったり、環境も良くないようだった。

元軍人は自分の住処を案内しながら「毒蜘蛛に気をつけろ」と言う。実際に背中の赤い、いかにも毒蜘蛛らしい蜘蛛をカメラが捉えていた。もしかしたらちょっと前に話題になったセアカゴケグモかも。

ゴンザレスとの初対面時に泥棒じゃないかと疑っていた元軍人。友人が被害にあったことがあるらしく警戒心は強いようで、水路には足を引っ掛けたら瓶が倒れて音がなるようなアナログで手作りの仕掛けが置かれていたりした。

ここの地下水路は、毒蜘蛛や仕掛けなどなんだかRPGダンジョンのような雰囲気だった。

水路といえばマンホールにつながっている。なんとここの水路のマンホールはカジノの目の前に繋がっていた

きらびやかな看板の下にはRPGのような地下水路が広がっており、世間から見捨てられた人々が暮らしている。このギャップがすごい。いよいよゲームや漫画のような世界に見えてきた。

 

彼は戦争へ行き心を病んでしまったらしい。PTSD心的外傷後ストレス障害 - Wikipedia)だ。普通には働けないと自覚し、地下水路に住んでもう12年。

大きい道路に立って、物乞いをして生計を立てている。「元軍人、第1次イラク従軍」というメッセージボードを持って道路に立つと、お金をくれる人がいるらしい。

その模様を取材していたが、すぐに食料をゲットしていた。

 

雨が降ったらどうするの?

地下水路は風通しが良いため臭いもなく、雨風が凌げるので意外にも住みやすそうではあった。

しかし、マンホールと繋がっている地下水路。雨がきたらどうするのだろうか。

住人たちはベッドをビールケースなどでかさまししたり、ショッピングカートをうまく使って対策しているようだった。

地下住人が住んでいる水路というのは基本的には鉄砲水対策の空堀なので、年に1、2度の大雨を凌げばなんとかなるとのことだった。

 

おわり

地下住人の中には心を病んてしまった軍人のように、退役した軍人が他にもいたという。他の場所には薬物を使用した形跡などもあり、ラスベガスの光と闇と言った感じだった。

こんな漫画のような世界が現実の世界にはあるのだ。今回のクレイジージャーニーはとても興味深い放送だった。

広告を非表示にする