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【ボクらの時代】オダギリジョー×蒼井優×松田翔太。役者が語る人見知りの話。

先日の「ボクらの時代」が面白かった。この番組は3人のゲストがただ喋るという日曜朝の30分番組である。僕はゲスト次第で見るか見ないか決める。

 

黒ずくめの3人のゲスト

今回のゲストは俳優のオダギリジョー(40)、女優の蒼井優(31)、そして俳優の松田翔太(31)だ。カッコ内は年齢。オダギリジョーがもう40歳なんだという静かな驚きと、蒼井優松田翔太が同い年という驚きがあった。

 

このゲストは言ってしまえば映画の宣伝である。俳優同士が出るときの「ボクらの時代」で一番あるパターンだ。今回の3人は、この秋公開の「オーバーフェンス」という映画で共演したらしい。

宣伝とはいえ、役者同士のトークで、役者が自分の言葉で喋るというのは結構興味深いことが多い。うるさい芸人のMCとかが間に入らないのがいいのだ。それに僕は多少興味の有る役者たちなので面白く見れた。

意図したものなのか私服なのかわからないけど、3人とも黒い服で統一感があった。何度か「ボクらの時代」を見ているが、あまり見たことのない画だった。最も落ち着いている感じだった。

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この3人の最初の会話

僕は今回の放送の最初の会話から引き込まれた。

オダギリジョー松田翔太は今回の映画で初共演。オダギリは「これだけ長く俳優をやっているのに(松田と)共演したことがないのはおかしい」と考えていたようだ。なのでこれまで松田と共演しなかったのは、「松田がオダギリを避けていたのでは」と考えていたらしいのだ。

 

オダギリ「この人出るんだったらちょっとやめとこうかなーみたいなこともたまにあるじゃないですか。」

松田「あー確かに確かに。」

僕「え!そうなの!そんな理由で仕事断ることあるの!」

驚きである。何が驚きかって、会話の内容もそうだけど、「そういうこともあるよね」的な感じで普通のトーンで二人がこの会話をしていたことだ。

二人とも、実際に好きにというか、自分で仕事を選んでやっているようなのだ。これは実力が伴っていないとなかなかできないことである。普通のトーンでのこの会話に、素直にかっこいいなと思った。

 

まあ当然松田翔太はオダギリを避けていたわけではなく、単純にこれまで共演の機会がなかったようだった。自分が避けられているんじゃないかと語ったオダギリに対し松田は「ネガティブすぎませんか?」と突っ込んで笑いにしていた。

 

役者が語る人見知りの話

蒼井優オダギリジョーは10年ほど前に共演したことがあったようだ。当時2人とも人見知りが激しく、撮影の合間のコミュニケーションはほとんどなかった模様。

人見知りについて蒼井が語った内容に僕は100%共感した。

蒼井が「相手に話しかけた後のことを考えると、第一声が見つからない。第一声が見当たらないまま時が過ぎる。

というようなことを言っていた。これすごーくわかる。話しかけたら悪いんじゃないかと思ってしまうのだ。色々考えすぎてしまうのだ。

ただ、僕もおっさんになってきたから、「そんなこと知らん」といった感じで割とどうでもよくなってきつつはあるのだけど。

 

これについて「嫌われたくないってことですか?」と松田。人見知りに対してよくあるツッコミである。

確かにそういう面もあるだろう。しかし、蒼井は「好かれる前提じゃない」ということを言い、オダギリも「ああそうかも」と同意していた。

人見知りには「そもそも自分なんかが」というネガティブ感情が根っこにあるのだ。一番の本音は「何も思われたくない」のだ。まあ自意識過剰ではあるんだろうな。

 

松田翔太という潤滑油

今回の映画でもオダギリの人見知りは発揮されていたという。しかしそれを見た松田翔太は行動を起こした。

松田「あまりにも喋らないんで僕が無理やり隣に行って弁当食ってやったんですよ。」

なにそれかっこいい。

オダギリ「多分翔太くんじゃなかったら僕はあそこまでみんなと打ち解けてなかったと思うんですよ。」

結果、松田翔太のおかげでみんな仲良くなり飲みに行くことが多かったという。

 

仕事などのある種否応ない集団の中に、松田翔太のようなグイグイの人がいると非常に助かるときがある。お互い誰とも話さない関係の中にそういう人が一人入っただけで、コニュニケーションが円滑になるということがある。世の中には潤滑油のような人がいるのだ。

しかし現実は、こういう人はただのうざい人という場合がほとんどである。だからこそ、このバランスは難しいのだ。

そういう人がいればいいんだよなと思いつつ、難しいということがわかっているから人見知りたちはグイグイ人間の向こう側へと歩みを進められないのだ。

この映画では演者同士のコミュニケーションの面で、松田翔太が多大な貢献をしていたようだ。

 

おわり

松田翔太のような人間は貴重である。僕の会社にも以前そういう奴がいた。彼のおかげで仕事はつまらないけど、その時の会社の雰囲気は悪くなかったっと思う。

 

この3人が共演した映画「オーバフェンス」は今週末に公開するようだ。監督は山下敦弘。僕は「リンダリンダリンダ」しか見ていないけどあれはいい映画だった。オーバーフェンスも機会があった見てみようかな。

www.youtube.com

映画『オーバー・フェンス』公式サイト | 2016年9月17日全国公開

 

 

 

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