【リオ五輪サッカー日本代表対ブラジル代表】点差以上にけちょんけちょんにやられた日本。

リオオリンピックのサッカー日本代表の親善試合があった。相手はサッカー王国ブラジル。

本戦に臨む最後の国際試合ということで非常に意味のある一戦。そこへきて相手はオリンピックホームにしてサッカー王国ブラジル。この上ない対戦相手である。

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けちょんけちょんにやられた日本

結果は2-0でブラジルの勝利。結果も内容もブラジルに完敗してしまった日本だった。

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親善試合のみどころ

国際親善試合というのは、だいたい何かの大会へ向けての調整の試合になる。今回はリオオリンピックへの調整のためだ。

そんなわけで当たり前だが本戦ほどの緊張感はない。なぜなら、本気で熱く戦って怪我などをしてしまったら本末転倒だからである。サッカーは接触プレーが多いので特にこれは重要な点だ。

結果を求めるよりも自分たちがどういうプレーをできるのかという確認作業だったり試す作業が多くなる。

ルールも本戦とは違い、今回の試合では何人でも交代できるというものだった。

こういう試合は前半を見るべきである。なぜなら後半は次の試合へ向けて選手を休ませたり、使っていない選手を試してみたりということにあてられるからだ。

そのチームが本当にやりたいことは前半に現れる。

けちょんけちょん

そんなわけで前半をしっかりと見てみたのだが、日本はけちょんけちょんにやられていた。

ブラジルのドリブルとワンツーに翻弄されまくっていた。いつの間にかラインが下がり、人数はいるけど相手を見るだけの棒立ち守備。何もできていなかった。

とはいえ試合開始から10分くらいまではうまいこと耐えていたとも思う。しかしじわじわと球際のテクニックの差が現れ始め、ネイマールの個人技なども見えてくると、もうダメだった。残りの80分はすべて受け身に回った危ない守備だった。

ブラジルはのびのびとプレーしていて、完全にワンサイドゲームだった。2点差で収まったのが不思議なくらいだ。前半で4-0でもおかしくなかった。

単純な差

この試合では両国の単純な差が見て取れた。単純にブラジルの方が止めて蹴るという基本の動作の質が高かった。そして日本はその質が低かった。

この単純な差があって、見ている限りでは日本はノーチャンスだった。

日本の選手には、どこのポジションにもいいパスが出せる選手がいないという印象だった。

これはブラジルのプレッシャーが強かったというのもあるかもしれないが、これが世界だしなあという感じだ。

ブラジルのワンサイドゲームになった理由にこの日本のパスの精度の低さがある。

一つの攻撃をしのいで日本のボールになったとて、パスをつなげないのだ。だいたい1〜2本のパスでトラップミスやらパスミスやらクリアミスで相手にボールが渡ってしまい、それほどラインが下がっていないブラジルにまた二次攻撃を食らうという形が続いていたのだ。

前半の日本のシュートはゼロ。コーナーキックもゼロ。その差が数字に見事に現れた。

単純な差2

これはもうしょうがないがメンバーが違いすぎる。これも単純な差だ。

ブラジルはオーバーエイジもふんだんに使い、メンバーにはA代表の方にも選ばれている選手たちがちらほらいるようだ。そりゃ強いはずだ。

一方日本はオーバーエイジも使ってはいるがA代表にも選ばれているほどのクオリティを持った選手はいない。ブラジルのオーバーエイジネイマールだということを考えるとあまりに寂しいメンバーだ。

しかし、サッカーは11人でやるものだ。母体となる23歳以下の選手との相性を考えた上での現在の日本のオーバーエイジの選択だとも言える。本戦には奮起を期待したい。

 

おわり

僕はバルセロナが好きなので、その所属選手であるネイマールラフィーニャが出るということで見てみたのだが、日本と世界との差にまた改めて絶望してしまった。

ただ、コパアメリカを休んだネイマールの調子はまあまあ良さそうだったし、ブラジルの本戦は面白くなりそうだ。

日本はといえばほとんど良いイメージを持てずに本戦に臨むことになってしまった。グループリーグの相手はナイジェリア、コロンビア、スウェーデン。うーん。強豪ぞろい。

前半にあった明らかな問題点、「相手に合わせて引いてしまう守備」をなかなか修正できなかった日本は、本戦までに何か対策ができるのだろうか。

手倉森ジャパンが心配だ。