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【クレイジージャーニー】ゴールデン初進出。バングラデシュ「船の墓場」

テレビ、ラジオ

昨日クレイジージャーニーのゴールデンタイムでの放送があった。クレイジージャーニーとはそのタイトルの通り、クレイジーな旅人を取り上げる番組である。

深夜帯での放送では、本物のギャングが銃を構える姿を写真に収めるスラム街在住の男や、リヤカー一台で世界を歩く男などまさにクレイジーな旅人が続々と取り上げられている。

 

バングラデシュ「船の墓場」

ゴールデン初進出ということでこれまでの放送の軽いダイジェストから始まった今回のクレイジージャーニー。牛の血プシャーから始まり飲んだ血リバースで終わるというクレイジージャーニーらしいダイジェストだった。ゴールデンでも何も変わらず、期待が持てるスタートだ。

今回、危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスが向かったのはバングラデシュの「船の墓場」と呼ばれている場所だ。

船の墓場というのはもうお役御免となった船が集まってくる場所らしい。そこで廃船を解体してリサイクルや廃材処理をする場所なのだ。

これがなぜだか世界一危険な仕事と言われているらしいのだ。

 

取材は難航

今回の丸山ゴンザレスの取材旅は難航していた。政府に許可を得たにもかかわらず、現場からは取材拒否を突きつけられたのだ。

取材拒否の理由としては、近年ようやく船の墓場の実態が報道され始め、その劣悪な環境が世界に知れ渡ったことによって、船の墓場としての地位が危ぶまれているからだ。

ネガティブな報道が多いようで、その結果、解体する廃船が以前よりも集まらなくなってしまったらしいのだ。つまり報道は、現場にとっては死活問題になりかねないのだ。仕事がなくなってしまうかもしれない。このことから現場の意思としては取材拒否ということらしい。

 

取材中止

それでも3日間ほど粘る丸山ゴンザレス。ようやく現場を取り仕切っている人物と面会できることになった7月1日、あのテロが起こったのである。

バングラデシュ首都ダッカ市内のレストランをイスラム過激派組織が襲撃し、日本人7名を含む23名が殺害され、負傷者も多数という痛ましい事件が起こったのだ。

当然取材は中止である。予定していた陸路は危険と判断し急遽その場から空路での帰国を決断。警察に護衛を頼むなど非常に緊縛していた。

 

世界一危険な仕事

内部の取材はできなかったものの、初日の遠目からの取材や実際に働いている人への取材、2008年頃の報道映像などでその世界一危険な仕事というのが垣間見れた。

驚きだったのは解体作業員のほとんどが裸足だったことである。裸足で泥のような砂浜を歩き、解体した部品を手作業で運搬していた。アナログ感がすごい。

↓今回の取材での様子

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手袋もヘルメットもなしである。もちろん服装も作業着などではなく普通のボタンシャツやTシャツなどの私服だ。軽装というかもう部屋着のようだった。

そんな環境だからロープに手などが持って行かれて指が切断されるなんてことはよくあることらしい。船の墓場は想像以上の劣悪な環境だった。

↓2008年の様子、今では改善されていると言われているが…

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おわり

ゴールデンとはいえ深夜帯と変わらぬ放送だったクレイジージャーニー。まさかの取材中止があったが、そこまできちんと事実を放送していた。

いつもなら持ち前の交渉術でなんとかギリギリの取材をする丸山ゴンザレスだが、今回はしょうがない。また新たな彼の取材を期待するばかりである。

 

 

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