読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【ドラマーのための靴選び】スニーカーか革靴か、裸足か。ドラムが演奏しやすい靴を考える。

音楽

先日、自分の靴について書いた。

僕は一身上都合によりジャーマントレーナーしか履けない。その都合というのはドラマーだからである。

ドラムの演奏というのはこのように上半身の動きに目が行きがちだが

www.youtube.com

足もバタバタと必死で動かしている。靴を履いてペダルを踏んで、地面に置いてある一番でかい大太鼓を鳴らしているのだ。

 

ドラマーのための靴選び

ドラムの演奏において、足の動きは手と同じく重要だ。足で行うバスドラムの演奏は、「使用するペダル」と「履いている靴」と「自分の感覚」、この3つの相性で決まってくる。

ドラムの演奏に向いている靴というのはあるのだろうか?

 

スニーカー

多くのドラマーが好んで履いているのががスニーカーだと思う。足によく馴染み、軽くて動きやすいから自分の足の感覚をそのままペダルに乗せやすい。

スニーカーのメーカーでいうと、ドラマーにはコンバースニューバランスが人気な気がする。

ちなみにニューバランスはプロドラマーの神保彰さんや沼澤尚さんとコラボして靴を作っていたこともある。

www.youtube.com

 

革靴

ジャズドラマーに多いのが革靴だ。ジャズはスーツで演奏することが多いから自然と革靴になるのだろう。

履き込んで自分の足に馴染んだ革靴であればペダル操作をしやすいのかもしれない。

 

ブーツなどの重い靴

これは大音量のロックでは一般的な認知としてあると思う。底が分厚くて頑丈で重たい靴は細かなニュアンスは出しにくいが、とにかく大きな音が出る。

僕も一時期ドクターマーチンを使っていたけど、ああいう靴にしか出ない音があると思う。靴で音が変わるのを実感した。というわけでドラマーにとっては、靴も楽器と言えるかもしれない。

 

裸足、靴下

意外に多いのが「靴を脱いでしまう派」だ。靴を気にしなくていいというメリットがある。

僕も一時期は靴下や裸足だった。かなり演奏はしやすかった。自分の感覚がそのままペダルに伝わるのだ。

さらに、自宅でペダルを使って練習している場合は裸足や靴下になりやすいと思う。練習するときにいちいち靴を履いたりするのが面倒だからだ。靴も用意しなければならない。

先日の「ダウンタウンなう」でシシドカフカが出ていたけど、彼女も裸足で演奏すると言っていた。

女性はヒールなどもあるし、おしゃれにより気を使う。「ドラム演奏は裸足」と決めてしまえば、ドラマー女子でもその日のファッションに合わせて靴は選び放題だ。

 

裸足派の人がよく言うのが、「手だって手袋してスティック持たないんだから、足だって靴を履かないでそのまま裸足の方がいい」というものだ。

それもわかるのだが、ドラムのペダルは靴で踏むことを想定して作ってあるものである、ということは押さえておきたい。

マチュアドラマーが対バンを組んで演奏するようなステージは、セッティングするときは照明が暗いことが多い。暗い中であれこれドラムのセッティングをしている足もとが裸足だと、スタンドとかを踏んでしまったりして少し危険だと思う。

靴下派だった僕は、危険だなと思ったのと、いちいち脱ぎ履きするのが面倒になったのでまた靴を履くようになった。あとは冬場はプレートが冷たくて最悪だし、夏は汗をかいて来るとタッチが変わってしまったりするという煩わしさもある。

 

靴裏とペダルの表面との相性

どういうタイプの靴を選ぶかも重要だが、それよりも重要なのは靴の裏とペダルの表面との相性だと僕は思う。

これは好みが分かれるところだ。ツルツル滑った方がテクニックを出しやすいという人もいるし、滑らない方が安定してテクニックを出しやすいという人もいる。自分の奏法と相性のいい靴を選ぶことが大切だ。

後者の方は靴選びはあまり悩むことがないと思う。なんならペダルに滑り止めシートとかを張り付ければ、どんな靴を履いていても安定するからだ。

 

問題は滑らせたい派の人だ。ドラムにはスライド奏法という奏法がある。割と使われる一般的な奏法なのでここで悩む人が多い。僕もその一人だ。

当たり前だけど、滑りやすい靴というのはあまり売っていないから、ここがドラマーにとって悩みの種なのだ。

 

滑る靴

滑る靴と言ってもめちゃめちゃ滑る靴から、適度に滑る靴までいろいろある。僕にとってはジャーマントレーナーが適度に滑る靴なので愛用しているというわけだ。

slices.hatenablog.com

 

体育館シューズ

滑るスニーカーとして意外とおすすめなのが体育館シューズだ。体育館シューズは木の床ではキュッキュキュッキュ鳴って滑らない靴だけど、鉄でできているペダルの上では適度に滑る。これが結構演奏しやすい。

僕が愛用しているジャーマントレーナーは多分体育館シューズとソールの素材が一緒だと思う。茶色くて安っぽいゴムの感じだ。もともとジャーマンのトレーニング用、つまり軍のトレーニング用に配給されている靴で、室内靴だと思われる。体育館シューズと同じカテゴリーと言える。

これでいうとフットサルの室内向けのシューズなんかはいいのかもしれない。

 

革靴

ここでまた出てくるのが革靴だ。ソールも革できている革靴は適度に滑ってとても演奏がしやすい。

超絶プレイでおなじみのジョジョメイヤーという世界的なドラマーがいるのだが、彼はコンバースのオールスターに革のソールを取り付けている。かなりのこだわりだ。

www.youtube.com

僕はジョジョメイヤーモデルのコンバースのオールスターなんかが出たら即買いすると思う。

 

ボウリングシューズ

意外な盲点としてはボウリングシューズがある。革靴だとちょっと足に馴染まない、かといって滑る靴が欲しい。そのニーズにぴったりなのがボウリングシューズだ。

ネットで3000円くらいから買えるので試してみる価値はあると思う。

僕は一度買ってみたことがあるのだが、僕にとっては滑りすぎだった。それにここまでくると普段履きにも辛い感じだった。

ボウリングシューズを買うときに注意しなければならないことが一つ。ボウリングシューズというのは片方の足は滑りにくく、片方の足は滑りやすくできているらしい。これは利き手によって変わるんだとか。もちろん右利き用左利き用と両方があるので、実際に試してみるなら買うときには注意が必要だ。

 

おわり

長くなってしまったが、まだ書き足りないことがあるくらいだ。今回靴をテーマにしたけど、靴とともに自分で使うペダルの表面のデザインがかなり重要なんである。

ドラムのフットペダルの足と接地する部分は、ほとんどがメーカーのロゴが入っていたり滑り止めデザインがされていたりして若干デコボコしている。真っ平らなデザインは意外にも少ない。ペダルの上で滑らせたいタイプの人にとってはちょっと困る。

こんなようにして悩みは尽きないのだが、こんなに長々と書いた靴の悩みは、上手い人からすれば一切関係なかったりする。僕が下手だから色々と悩んでいるのだ。

ただ、自分の奏法と靴との相性が悪いがためにうまくいかないということもあるので、ちょっとでも演奏に悩んでいる人はいろんな靴を使ってみることをお勧めする。

 

広告を非表示にする