なぜ居酒屋のトイレには名言や格言のようなちょっといい言葉が貼ってあるのか

居酒屋でアルコールを大量に摂取するとすぐにトイレに行きたくなってしまう。アルコールの利尿作用である。トイレに行くのは億劫だし、行くタイミングも難しいからギリギリまで我慢する。

そうしてギリギリまで我慢した尿意を開放するトイレで目に飛び込んでくるのが、名言や格言のようなちょっといい言葉である。

居酒屋のトイレには、ちょっといい言葉がやたらと書いてある。

 

居酒屋トイレのちょっといい言葉

酔っ払って用を足していると、ふと目に入ってくるのだ。そうするとなんとなく読んでしまう。なかなか感心してしまう言葉が並んでいる。

naverまとめがあった。

matome.naver.jp

和食系の居酒屋には必ずある気がする。居酒屋のトイレには、なぜこんな言葉が貼ってあるのだろうか?

 

タモリ倶楽部

以前見たタモリ倶楽部の便所サンダル(通称ベンサン)での回のこと。トイレの話題になった時にタモリがこの疑問の答えに通じるようなことを言っていた。

タモリ曰く、キャバクラのトイレはゴージャスらしい。それでいてなぜゴージャスなのかというと、人間は酔っ払っていてもトイレでは素になってしまうのでそれを避けるためなのだという。

僕はキャバクラにはいかないのでトイレがゴージャスとは知らなかった。「キャバクラ トイレ ゴージャス」で画像検索してみても、ベッタベタの化粧をした下品な女が出てくるばかりでトイレの画像は見当たらなかった。

 

非日常空間

ゴージャスというか非日常にしているのだろうと思う。店の内装の感じと同じだろう。店で非日常感を味わい酒を飲む。その気分を損なわないためにトイレも非日常にしているのだ。

トイレで用を足す行為は、独りになって普段の自分に戻る瞬間なのだ。居酒屋もキャバクラも客が素になってしまうのは商売上よろしくない。

そこで居酒屋では名言や格言などのちょっといい言葉を貼っておいて客が素になってしまうのを避けているのだろう。客の注意を逸らすのだ。

ワイワイガヤガヤと楽しく居酒屋で飲んでいても、トイレで独りになるとふと我に帰ってしまうものだ。「そろそろ終電かなとか」とか「会計結構いってそうだな」とか「ああ明日はあれをやらなくちゃ」とかなんとか。

独りになって自分の頭であれこれ考えていると、酔いも覚めてしまうのだ。客がそうなりやすいトイレで、そんな気を起こさせないために居酒屋はちょっといい言葉を貼っているのだ。

 

おわり

トイレで用を足しながら「お、いい言葉じゃん」と思っても、事が済んで元の席に戻るまでには忘れてしまう。読んだ人にとってはそれほど意味のあるものにはならない。

トイレのちょっといい言葉は、居酒屋にとっては客が素に戻らないことでより長く居座り、金を落としてもらうための戦略なのだ。

 

 

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