部屋を考える会「部屋を活かせば人生が変わる」読了。大切なのは掃除しやすい部屋作り。

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「部屋を活かせば人生が変わる」という本を読んだ。「人生が変わる」だなんて大げさだし自己啓発本のようでちょっと恥ずかしいのだけど、この本の主張に納得したので読んでみた。

 

この本の主張

この本は「人生がうまくいく人とうまくいかない人を分けているのは能力ではなく環境だ」と言っている。そして環境の最小単位は「部屋」なので、その部屋を変えれば人は変わっていくという主張をしている。

僕は最近、人は環境で変わるよなあと思うことが多かった。育ってきた環境はもちろん、グループに入ればそこで相対的に自分のキャラが決まってきたりする。自分の性格も環境に左右される気がしている。

 

このブログに書いている僕の主張は、環境のせいにしている弱い人間の戯言かもしれない。でも、環境が人を作るということは言えると思う。

 

部屋という環境を変える具体策

人生で一番長い時間を過ごす自宅。その中でも一番長い時間いる部屋。見落としがちなのだけど、この部屋という環境を過ごしやすく変えていけば、自然と人生も変わっていく。

この本のいいところは、部屋を過ごしやすくするための方法が具体的だということだ。

どこどこのメーカーの収納家具がいいとか、タオルは何枚までとか、シンクのスペースはどう使うとか。具体的な指示がバンバン出てくる。それでいて説得力を感じることが多かった。

 

空間コストという考え方

基本的には、昨今の流行の断捨離に通じる考え方の本だと思う。断捨離までは極端ではないけれど、物を減らすというか必要最低限のもので暮らすという考え方だった。

僕になかった価値観が一つあった。それは空間コストという考え方だ。

 

例えば僕はトイレットペーパーなどの消耗品はスーパーとかホームセンターで安い時に大量に買う。そしてストックしておく。安心感があるし経済的である。

しかし、この本では消耗品をストックすることを推奨していない。結局使うトイレットペーパーは一つだし、いざ必要となればコンビニで24時間すぐに手に入る時代ということを考えるとストックはいらないというのだ。

空間コストというのは、空間を埋めてしまうことがコストになっているという考え方だ。

スーパーで安く大量に買うのと、コンビニでちょっと高くても(100円程度の差しかない)買うのと比べるのが普通だ。でも多量に買ってしまうのは空間を使っているというコストもあるということだ。その空間のコストも考えるべきだと。

もちろん必要ならストックしておいえばいいと僕は思う。ただ、この空間コストというのはいろんなことに言えるなと思って目からうろこが落ちた。

今、必要以上のストックのために使っている空間はないか。もっと有効な空間の使い方があるんじゃないか。そう考えるきっかけになった。

 

部屋に掃除の道を通す

この本の帯には

いきなり片づけをしてはいけません。

部屋に「掃除の道」を通すのです!

とある。掃除の道を通すというのは、掃除しやすい部屋にするということである。

 

僕はこれまで、それこそいきなり片づけをして一気に掃除をしていた。そして一気に綺麗になった部屋を少しでも維持しようと頑張って掃除をしていた。

で、どこかで挫折して部屋が汚くなって生活感が出始めるというパターンを繰り返している。

この本はそういうことを仕組みから変えていくべきだという。掃除しやすい部屋を作れば自ずと掃除をするようになるというのだ。

掃除しやすい部屋にするためには、何もない状態のデスクであったり、部屋の動線であったり色々と注意することがある。

何もない状態のデスクや動きやすい部屋は掃除の頻度が上がりやすい。なぜなら簡単に掃除ができるからだ。

つまり、簡単に掃除できる環境を作るというのが大切だということなのだ。

 

おわり

部屋の掃除をしないのは自分のせいではなく、掃除しづらい部屋が悪いのだ。そう思って前向きになれる本だった。

掃除しやすいからこその、いつも綺麗な状態にある部屋(環境)を作ることができれば、人生は好転していくのかもしれない。

 

 

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