高身長男の憂鬱。日本人男性平均身長170cm、オランダ人男は183cm。この差は何を表すか。

僕は幼い頃からずっと、背の順では後ろの方だった。ずっと、背の高い人間の人生を送ってきたことになる。

振り返ってみると、よかったことなんてほとんどない。背が高いというのは自分の特徴ではあるのだけれど、それを生かした何かをしないならば、この特徴はただただ普段の生活には邪魔なだけである。

平均から外れるというのはこの場合、嫌なことの方が多いのだ。

 

電車やバスが狭くて困る

背が高くて嫌なこと。色々あるけど、例えば公共交通機関。

僕はぼーっとしていると必ず電車のドアでは頭をぶつける。中吊り広告とかも頭に当たる。そういうのが嫌だから普段から猫背がちになる。

そうしているうちに染み付いてしまった猫背。それが最近嫌になって、体幹トレーニングとかして直そうとしている。そうして良い姿勢を意識し始めるとやっぱりいろんなところで頭をぶつける。以下ループ。

猫背を取るか、たんこぶだらけの頭と頭をぶつける恥ずかしさをとるか。それが問題になっているのである。

 

4人掛けシートが狭い

電車でいうとまだあって、僕は対面式の4人掛けのシートには座れない。僕の体のサイズに比べると小さな空間なので、正面の人と膝が当たってしまうのだ。

空いていればいいけれど、途中で大勢の人が乗ってくるのが困るのだ。僕が先に、なるべく邪魔にならないように座っていても、後から乗り合わせてくる人に煙たい顔をされがちだ。それに気がついて以来、4人掛けのシートには座らないことにしている。

 

バスはとにかく狭い

僕はめったに乗ることはないのだけど、バスは最悪だ。公共交通機関ではバスが一番狭っ苦しい。つり革よりもつり革が設置されている元のパイプが丁度いい高さにある。座席はほとんど前の席に膝が当たるから、座ってもちょい斜めに座る。

 

背が高い人はこのような”狭い”というストレスを多く感じている。これが毎日だから、気がつかないうちに、だんだんとこじんまりした行動をとるようになるのではないかと思う。普通にしていたら手足や頭をぶつけてしまうのだ。

 

平均身長で出来上がる規格

僕の身長は、平均身長が世界一高いオランダよりも高い。187cmある。オランダ人男性の平均身長は183cm。

日本人男性の平均身長は170cm。日本の平均はオランダよりも10cm以上も低いのだ。

オランダには行ったことがないけれど、日本と比べて平均が10cmも違うのであれば、いろいろなものの平均のサイズも違うのではないだろうか。

電車のドアの高さとか、階段の一つの幅とか、家具や町並みの規格などもちょっと違うんじゃないだろうか。

みんなが身長が高いから、それに合わせて色々と決まってくるはずなのだ。平均が大きいのだから絶対にそうだ。台所のシンクとか、もっと高いはずだ。

 

海外規格

例えば、海外規格の服は日本人なら大きめに感じるはずだ。

僕はユニクロではLかLLの服を買うけれど、たまにちょっとカッコつけて海外規格の服を買うときはLやMでちょうどよかったりする。フリーサイズ表記のものは、日本に比べて海外はかなり大きく感じる。

 

アメリカのマックのハンバーガーの大きさは日本よりも大きい。アメリカのスタバのコーヒーのサイズはベンティの上にトレンタというものがあるらしい。もちろん日本にはない。

海外のカゼ薬は外国人の大きな体に合わせているから、体の小さい日本人にはよく効くので、海外旅行のお土産にカゼ薬というのも好まれると聞いたことがある。

海外規格のほとんどは日本規格よりも大きいのだ。

 

 

おわり

僕は身長のみ、日本のようなちっぽけな島国に収まるような人材ではない。もはや僕はオランダ人なのだ。

日本に生まれるなら、175cmぐらいで良かった。