【クレイジージャーニー】丸山ゴンザレスのメキシコ麻薬戦争取材続編。複雑化しているメキシコの事情

先週のクレイジージャーニーは衝撃的だった。僕は多分初回から見ているけど、これまででもかなり上位に入るクレイジー具合だったと思う。

今週のクレイジージャーニーも先週と引き続き、危険値地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスのメキシコ麻薬戦争取材だ。

 

メキシコ麻薬戦争

メキシコ麻薬戦争というのは、麻薬の製造と密売を行って資金を得て勢力を拡大しているカルテルという組織と、その取り締まりを行う政府との武力紛争のことである。

 

現在のメキシコでは自警団というものが立ち上がり、カルテル、政府、自警団という3つの組織が混在する状況になっている。

カルテルから、不当にみかじめ料を取られたり理不尽な仕打ちを受けてきた市民が立ち上がり自警団を結成したのだ。

けれども、その市民の思いで立ち上がった正義のはずの自警団が、必ずしも正義ではないのかもしれないというところで先週の放送は終わっている。

今週の放送ではそこへもう一歩踏み込んだ取材が見られた。

 

一般市民の声

丸山ゴンザレスが街中をインタビューして回る。一般市民に「あなたにとって自警団とはどういう存在か?」という質問を投げかける。

街の人は自警団を悪くは言わないが、ちょっと言葉を濁すような返答が多かった。自警団が発足したことによって治安が良くなったとも感じていないようだ。

自警団のおかげで助けられた人もいるのだろうが、その存在のせいでメキシコ麻薬戦争は複雑になってしまっているのだろう。

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新聞には遺体の写真

このメキシコ麻薬戦争の最初の取材へ向かう道中、丸山ゴンザレスは路上に転がる遺体と出くわした。開始早々のこの出来事に、この取材の難しさを暗示しているのかもれないと語ったゴンザレス。

その次の日の新聞には、その遺体の写真が一面に掲載されていた。それだけでなく、新聞の一面は殺人事件の情報ばかりだった。

ゴンザレスが出くわした遺体のほかにも、2つ隣の町で処刑された死体の生々しい写真が掲載されていた。

 

処刑ってなんなんだよと思うのだが、麻薬カルテルの被害にあった人の遺体の事だろう。メキシコが戦場以外では地上で最も危険な場所と呼ばれている事が真実なのだなとわかる。

 

元自警団の証言

元自警団ですら自警団の事については語りたくないという。その元自警団が代わりに話した事が衝撃的だった。

彼は市の職員として働く傍ら自警団にも属していたようだが、拉致された経験があるという。

そして、彼を拉致した犯人が麻薬カルテルのメンバーであり、同じ市で働く同僚だったのだという。

 

後々この事件が明るみになる。結果的には、市長も麻薬カルテルのメンバーだった事が判明し逮捕されたという。

この元自警団との取材で丸山ゴンザレスは「政府の中に確実に麻薬カルテルのメンバーがいる」と語った。

 

おわり

取材映像の最後は衝撃的だった。

撮影終了後

不当な逮捕を訴え

ヌエバ・イタリアの自警団と警察で銃撃戦が起き

自警団のメンバーの1名が射殺された

これにて丸山ゴンザレスのメキシコ麻薬戦争の取材映像は終わる。

 

政府の中にも麻薬カルテルのメンバーがいるし、自警団の中にもいるだろう。麻薬カルテルのメンバーは日常は普通に仕事をしているという。

住民は疑心暗鬼になっているから、自警団については語りたくないのだ。

 

メキシコは僕ら日本人が想像を絶するような治安の悪さなのだろう。絶対に行きたくない。

 

 

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