【クレイジージャーニー】丸山ゴンザレスのメキシコ麻薬戦争取材。ゾッとした2つの瞬間。

クレイジージャーニーを見た。僕は欠かさず見ている番組のひとつだ。

クレイジージャーニーとは、牛の首のあたりをシュッと切って血がプシャーって出てたり、その血を飲んで吐いたり、銃やドラッグの密売業者が出てきたりギャングが出てきたり、「これテレビで放送していいの?」というような尖った内容を毎週のようにお送りしている番組だ。今週は番組のマスコット的存在である丸山ゴンザレスの回だ。

丸山ゴンザレスという人は世界の危険地帯へ取材の旅に出る「危険地帯ジャーナリスト」である。今回はメキシコ麻薬戦争の取材だ。僕は今回の放送でゾッとした瞬間が二度あった。

 

メキシコ麻薬戦争

メキシコは、戦場以外では世界で一番危ない場所とされているらしい。

丸山ゴンザレスにはこれまで取材ルートがなかったが、今年5月に公開される「カルテル・ランド」という映画の公開がきっかけで伝手を得て、現地のエージェントと知り合ったことによって取材までこぎつけた模様。

 

ひとまず、メキシコ麻薬戦争というのはなんなのか。メキシコが危ないというくらいの知識はあるけど実際のところよく知らない。

番組中には、「麻薬の製造と密売を行うカルテルという組織と、取り締まりを行う政府との武力紛争のことである」と紹介されていた。

カルテルは麻薬を密売して得た豊富な資金で勢力を強め、政府と対等に渡り合っているらしい。

 

ゾッとした瞬間

メキシコへ着くとすぐに現地のエージェントと会い、取材を行うゴンザレス。そして最初の取材の道中で衝撃的な場面に遭遇する。

高速道路に死体が転がっていたのだ。

 

路上ではあるが、見る限りでは交通事故ではないらしい。その目は潰され、手首には傷があり拷問された様子であるという。何も明確にはわからないが、麻薬カルテルの仕業ではないのだろうか。

モレリアという美しい街を出て10分でこんな光景を目にするゴンザレス。ちなみにモレリアはこんなに美しい街だ>>モレリア歴史地区の絶景写真画像 メキシコの世界遺産

顔にモザイクは入っていたけど、路上に転がる死体の映像が流れた。衝撃的な映像だった。

 

自警団が立ち上がる

ゴンザレスは自警団の活動が活発であるというヌエバ・イタリアという地へ行く。

農家や商売人から理不尽にみかじめ料をとったり、拉致したり、やりたい放題だった麻薬カルテルに、業を煮やした住民たちが立ち上がってできたのが自警団という存在であるらしい。

マシンガン、ライフルなどを肩から下げ、トラックの荷台に座りパトロールする自警団の若者たち。そこに馴染む丸山ゴンザレス。

 

ゴンザレスは2年前に麻薬カルテルと自警団との銃撃戦があった地へ。その近くにある売店の女性に取材する。

ゴンザレス「自警団の人たちについてはどう思っていますか?」

売店の女性「それは、あまり言いたくないわ」

ゴンザレス「カルテルってどういう存在なんですか?」

売店の女性「どっちのカルテル?

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苦笑いで質問に答えていた女性。僕は背筋が寒くなった。ゾッとした瞬間だった。

流れとしては自警団は、麻薬カルテルに立ち向かう存在であり住民にとっては正義の存在であるはずだが。売店の女性の答えからはそうは感じられなかった。まさか正義が悪だったやつなのか。漫画の世界である。

 

丸山ゴンザレスの取材によると、農地を守られた農家など、もちろん自警団を歓迎している人々もいるようである。とはいえ、街中で自警団を見る住民の目は、みんながみんな歓迎している感じではなかったという。

確かにライフルを肩から下げた若者たちがパトロールと言いながら昼間に街をうろついているのだ。これは怖い。

メキシコ麻薬戦争は極めて複雑な情勢であることがうかがえた。

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おわり

丸山ゴンザレスのメキシコ麻薬戦争の取材はまだ続く。次週は想像を絶する大事件が勃発とのこと。

現地エージェントとの最初の約束で「夜6時以降は出歩くな。守れなければ命の保証はない」と言われたゴンザレス。ただ、次週の予告映像を見る限りでは夜が更けていた。

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